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今節の見どころ

変則的連戦の第2戦はアウェイ磐田。特徴的なタレントを抑え得点を

 

前節・アウェイ千葉戦からスタートした変則6連戦の2戦目は、中4日でアウェイ連戦となる磐田戦。J2リーグの8戦同時開催の「金J」で、今季初のナイトゲームだ。

 

前節のような“力負け状態”にならないように

前節の千葉戦は0-1で今季2つ目の黒星。守備ではラインを押し下げられがちだった課題の克服も見えつつ、首位を独走する絶好調の相手にところどころで上回られながらも粘り強く対応したが、一発のゴラッソに沈んだ。一方で攻撃は、強度の高い相手を前に狙いを表現できず仕舞い。サイドが高い位置を取れず重心が低いまま、放ったシュートは4本のみに抑えられている。左サイドから崩す場面やセットプレーのチャンスはあったので、そこで得点できていればよかったのだが、千葉の堅守をこじ開けるには至らなかった。
 
噴出した課題をクリアするために、トレーニングではまず攻撃面を整理。完全非公開だったため内容までは知る由もないが、前節の千葉とは異なるスタイルではあるものの、今節も“J1からの降格組”磐田という強豪との対戦であり、前節のような力負け状態に陥らないための準備を施したと思われる。
 

相手の特徴的な戦い方を把握して攻略したい

今季からJ2で戦う磐田の指揮を執っているのは、昨年7月に横浜FMをハリー・キューウェルから引き継いだジョン・ハッチンソン監督だ。開幕から鳥栖・水戸にホームで2連勝した後、アウェイ連戦の長崎と富山に連敗したが、その後は甲府、仙台、千葉に3連勝。次いで山形と熊本に引き分け、前節はアウェイで秋田に1-2で敗れている。
 
スタイルのキモは徹底したGKからのビルドアップ。その特徴的な立ち位置を取るシステムの中でも、特筆すべきは4-2-1-3の両WGだ。右のジョルディ・クルークスの強度と左の倍井謙のスピードを生かしてサイドを攻略する。トップ下のドリブラー・角昂志郎や、両SBがそれぞれの形でそこに絡んでくる。左SBはここまで松原后が出場を続けているが、前節は右SBに大分アカデミーOBの為田大貴が配置された。前節17分にディフェンスリーダーの江崎巧朗が負傷して代わりにかつて大分でプレーした上夷克典が入ったが、今節の最終ラインの人選はどうなるか。前節の秋田戦ではビルドアップでほとんどボランチを使わなかったことも気になるポイントだった。
 
磐田ベンチにも力のある戦力が並んでおり、やはり連戦となると選手層の厚さがものを言う中、大分はどの20人をチョイスしてどういうプランで戦うか。いずれにしてもファン、サポーターや観客が見たいのはアグレッシブに戦うチームの姿だ。
 

試合に向けての監督・選手コメント

■片野坂知宏監督
磐田さんはやはり攻撃力。保持率もいちばん高い。攻撃の最大のストロングはやはりクルークスと倍井くん。ペイショットも起点になるが、ちょっと可変してのサイド攻撃に特長があるのと、カウンターも両サイドのスピードを生かしている。サイド攻撃のスピード、クオリティーもあって強烈なタレントがいるのでそこは抑えなくてはならない。
 
準備期間が短いのだが、千葉戦での攻撃の修正と、もう少しチャレンジしようというところ。磐田さんも4バックで守備も前からアグレッシブに来るし攻撃力の高いチームなので、攻守両面でどれだけ切らさずチャレンジできるか。やはり攻撃でチャンスを増やさないと勝利に繋がらないので、勇気を持ってどれだけトライできるかを、千葉戦よりも磐田戦では出来たと言えるように高め、また今後のリーグ戦へと繋げていきたい。
 
■MF 38 天笠泰輝
前節の千葉戦は悔しい敗戦となり、ポジショニングなど反省しなくてはならないことも多いが、すぐに今節の磐田戦なので、しっかり切り替えて修正し、連敗しないように準備する。個人戦術のところで負けないことと、チーム戦術をどれだけ表現できるか。個人としても組織としても上回れるようにやっていきたい。
 
まずはどれだけゴール前に行けるか。ボックス内に入る回数やシュート数を増やしていかなくては点は取れないので、もっと前に関わる選手を増やしたい。攻撃も守備も、チームとしてどれだけコンパクトにやれるか。それだけでセカンドボールも拾えるようになるし、ピッチに立っている11人全員で守備をすることが大事になる。
 
■FW 29 宇津元伸弥
前節は僕とマナトがピン留めされすぎてしまった。裏のケアと縦ズレが遅れたというのもあって、それが敗因かと思う。攻撃力が高い相手だということはわかっていたので、試合の入りからみんな守備意識が高かったのだが、攻撃に関しては何も出来なかった。守備を前半途中で5-4-1に変えたが後半からまた5-3-2に戻し、そこで3の脇が空いたところを使われて失点してしまった。
 
今節の磐田戦ではセカンドボール対応が大事。セカンドボールを拾えれば優位な時間を増やせると思う。選手間で繋がり、連係した組織的なプレーで攻撃を活性化して、先制点を取りたい。

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