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今節の見どころ

前回対戦のリベンジを。前節長崎に大勝の山形を迎え撃つ

 

チーム状態は決して良好とは言えないが、第16節の屈辱的大敗を忘れてはいない。その借りを返すときが来た。ホームで勝利して、再び波に乗るきっかけをつかみたい。

 

相変わらずメンバーが固定できないが…

前節のいわき戦では想定外だった相手の出方に上手く対応できず、なかなか自分たちの時間帯を作れないままに90分を過ごしてしまった。終盤には追撃も強めたが、2失点に対して返せたのは1点のみ。手痛い黒星となった。
 
今週はターゲットにボールを集める際にひと工夫を加えるメニューとともに、守備面に重きを置いた。蒸し暑いグラウンドでハードなトレーニングが続いたが、いわき戦の翌日に開催されたファン感謝デーが選手たちにとってもいいリフレッシュになったようだ。安藤智哉は「ファンに感謝を届けるイベントだったのに逆にこちらがパワーをもらった。また頑張れます」と笑顔で話した。
 
負傷から復帰してきた戦力がいる一方で、また別の負傷者が出る繰り返し。開幕からメンバーを固定できず土台を安定させることが出来ないままで相手に対策され戦い方の変更を余儀なくされてきたため、組織としての積み上げは、いまだ物足りない部分がある。ただ、多彩なかたちで戦ってきたことを、最終的に強みにしていきたいところだ。特に台所事情により出場機会を得た若手たちには、このチャンスを逃さず経験を成長へと繋げてもらいたい。
 

高江と宮城が加わり攻撃クオリティー高まる山形

とはいえシーズン折り返し後に1勝2分3敗と勝点を積めていないことは痛い。順位は5位にまで沈んだが、現在、自動昇格圏との勝点差は3。このままズルズル後退しないよう、苦しい試合でも勝点を得ながら、上位に食い下がっていきたい。
 
ホームでは3連敗中の今節はなんとしても勝利が欲しいところ。迎えるのは第16節で0-5と大敗した山形だ。移動負荷の高い東北アウェイで水曜開催ながら13時30分キックオフというディスアドバンテージもありながら、守備をハメられたところからカウンターで失点を重ねた試合だった。
 
前々節まで3連敗と足踏みしていた山形だが、前節はホームで長崎に5-1と大勝。やはり激しいプレッシングで相手を阻み、カウンターやセットプレーなど多彩なかたちから加点した。長崎に押し込まれた時間帯もそこそこ長かったが、粘り強い守備と相手の精度不足で1失点に抑えている。3連敗中とは異なり、手数をかけずにゴールを目指す姿勢を前面に打ち出したことが好結果を生んだようだった。
 
チアゴ・アウベスは負傷らしくここ数試合は姿が見えないが、大分アカデミーOBの國分伸太郎が前線をかき回す厄介な要注意人物。前節は町田から移籍加入したばかりの高江麗央がいきなり先発してパサーとしての力量を発揮した。今節は川崎F所属で期限付き移籍先を長崎から山形へと変えた宮城天もメンバー入りの可能性が高い。ひとたび前線で先手を取るとスピード感あふれるパスワークで相手を崩す山形の攻撃が、またワンランクアップしそうだ。こちらも古巣戦の後藤優介にも注意したい。
 
今節も難しい試合が予想されるが、前回対戦の借りは意地でも返すべし。隙なく集中して対応し、好機を逃さず仕留めたい。
 

試合に向けての監督・選手コメント

■下平隆宏監督
 
前節は相手にしてやられた感じでこちらが理想とするゲームは出来なかったが、それでも失点しないように進めるべきだった。ああいう守備をしてくる相手はどうしても疲弊する時間帯が生まれるので、そういうところに勝負どころを持っていければよかったねと選手たちに話をした。失点時は特に最終ラインの守備にルーズなところがあり、準備が一歩遅いためポジショニングや体の向きが悪くなっている。ここは意識次第で変えられるところだが、ゲームの流れを読む力も必要となってくる。相手がプレスをかけてきたときにつなぐのか蹴るのかは選手が自分たちの感覚で選べばいいことだが、それをピッチの中で互いに声を掛け合って意思疎通してもらいたい。
 
山形との前回対戦はハメられてカウンターでやられた。相手よりもわれわれが前回対戦の借りを返すという意気込みで向かっていきたい。ホームでなかなか勝てていないので、勝ちたい。
 
■DF 25 安藤智哉
 
前節は相手に多くチャンスを作られたが、こちらもチャンスは作れていた。自分たちのゲームが出来なくてもネガティブにならず、一試合を通して勝つということがまず大事。
 
山形には前回対戦で大敗しているので、ホームではリベンジしなくてはならない。相手がマンツーマンで来るなら剥がすところは剥がして、長いボールも上手く使いながら、自分たちのストロングを出したい。暑い中でルーズになりがちなところも後ろから声を出して支えていきたい。セットプレーで失点が続いているので修正しなくてはならないのと、得点も取りたい。前節も2本くらいチャンスがあったので、決めたい。
 

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