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今節の見どころ

自分たちのスタイルをどれだけ表現できるか。金沢の守備を剥がしゴールを奪え

 

互いにスタイルを出し合った前節の大宮戦は、相手のカウンターをしのぎながら勝点1を得た。今節も特徴的なスタイルを標榜する金沢との対戦。勇敢さと粘り強さが試される一戦だ。

 

アウェイ連戦で3連戦の3戦目、メンバーはいかに

前節の大宮戦から中3日、チームはアウェイ連戦となる今節の金沢戦に挑む。前節は今季初の3連勝を遂げた前々節の仙台戦と同じメンバーでスタート。今季ラストの連戦である今節のラインナップが気になるところだ。
 
前節は早い時間帯にセットプレーから失点したが、すぐにこちらもセットプレーからのペレイラの得点でスコアを振り出しに戻すと、リズミカルにボールを動かして高畑奎汰のクロスからサムエルが決めて逆転に成功。その後、相手のプレッシングからのカウンターで失点して2-2のドローに終わった。
 
ただ、ここ5戦で続けている可変システムの練度は一戦ごとに高まっており、前節も多くの得点機を築いた。GKのファインセーブや守備陣のスーパーなカバーリングに阻まれてネットを揺らすことは出来なかったが、相馬直樹監督仕込みの大宮の激しいプレッシングと素早いトランジションを前に、ボールを動かして狙いどおりの形を作る場面が何度も見られた。後半はやや相手の戦い方に合わせた感もあったが、金崎夢生と呉屋大翔の2トップのストロングポイントを生かし、被カウンターをしのぎながら最後までゴールを脅かし続けた。
 
連勝は3でストップしたが4戦無敗で、後半戦の戦績は7勝7分1敗。J1参入プレーオフ参戦をめぐる争いは、一戦たりとも取りこぼせない、緊迫した戦況となっている。
 

粘り強さ光る金沢は5連戦の5戦目

今節対戦する金沢も、柳下正明監督が浸透させたマンツーマン気味のタイトな守備から繰り出す鋭いカウンターを武器とするチームだ。前節・大宮戦での課題を修正して備えたい。
 
金沢は第27節から複数失点を繰り返し5連敗と苦しい時期を過ごした。新潟、熊本、秋田にそれぞれ0-3、仙台と山形に1-4。ポゼッションに裏返されたりハイプレスで押し込まれたりというゲームが続いたが、その後は持ち前の粘り強さが回復傾向だ。
 
第32節の長崎戦がコロナ禍により9月6日にリスケジュールされたため、現在は5連戦という日程を強いられている。第34節のホーム東京V戦に2-1で勝利し、中2日でホーム連戦の第32節・長崎戦は一度は3点ビハインドになったものの79分、80分、89分の得点で驚異の追い上げを見せドロー。中3日で臨んだアウェイでの第35節・千葉戦には0-1で敗れ、さらに中3日のアウェイ連戦となった前節の山口戦は圧倒的に攻められる展開を粘り強くしのいで1-1で勝点1を積んでいる。
 
今節は5連戦の5戦目。第11節の前回対戦では3-1で勝利しているだけに、対大分にはいいイメージがあるに違いない。だが、こちらも当時よりぐっとチームの成熟度を高めており、前回対戦のようにはやらせない準備が出来ているはずだ。金沢との対戦はどのチームも、どちらが標榜するスタイルをより濃厚に表現できるかの勝負になる。自らを信じて勇敢に立ち向かいたい。
 

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