【インタビュー】DF 15 小出悠太「サッカーができることの喜びを噛み締めながら思い切りプレーしたい」
今季、甲府から完全移籍加入した長身DF。プレシーズンに戦術理解を深め、いよいよ開幕してスタメン争いに食い込もうとしていた矢先に、想定外の中断に。プレーヤーとしての試練を乗り越え、再開後には躍動すると熱く誓ってくれた。
なお、島川俊郎からバトンを受けたトリテンTV・リレーインタビューでは、島川との絡みにはじまりプライベートの過ごし方や小塚和季情報なども暴露中です!
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——大分のサッカーをスタートからやって公式戦2試合で中断してしまいましたが。
感触がよくなってきているときに中断に入ってしまったので「ちょっとやだな」と思いました。練習試合も重ねていって、スタメンで出場する機会もあったし、その中でいい感触がつかめつつあったところだったので…。
——片野坂監督が中断に入ってからもいろいろ試したと話していましたが、手応えがあったんですね。
そうですね、自分の中でプレーでは間違いなくキャンプのときよりもいい手応えを得ていました。
——では再開がいっそう待ち遠しいですね。
はい。でもやはりコンディションがどうしても、メンタルの部分を含めてみんな多分ちょっと落ちちゃったと思うので、ここから気持ちを切り替えてやっていくしかないなと。
——闘う気持ちが切れてしまう感じなんですか。
やっぱり先が見えないので。いつ再開するかが確実にわからないじゃないですか。そういった中でそこを見てずっとやっていくのは精神的に疲れてしまうので、僕はいまはスイッチを切りました。
——休めるときに休んでメリハリをつけていくという。
そうですね。いまちょっとグラウンドでボールを使える機会が出てきたので、そこでまたスイッチを入れ替える時期かなと思っています。
——いまはなかなかイメージしにくいかもしれませんが、再開したらどういうプレーを見せたいですか。
サポーターのみんなもサッカーからちょっと離れているし、ひさしぶりに見たら「やっぱりサッカーって面白いな」と思ってもらえるはず。やっぱりトリニータが勝つことがいちばんその楽しさを生み出せると思うので、それを感じてもらえるようにがむしゃらにやります。僕自身もサッカーの楽しさをあらためて感じると思うし、サッカーができることの喜びを噛み締めながら思い切りプレーしたいです。