【記者会見・総括】片野坂知宏監督「しっかりとクリーンシートで終える状況を作りたかった」

春休みで子供たちも含めたファン、サポーターの方々にたくさん足を運んでいただいた中で、そういう方々に勝利をプレゼントしたかったのだが、最後の最後に追いつかれて、悔しい勝点1になった。
前節の山口戦ではわれわれが先に失点して後半に追いつき、アウェイで勝点1を取ったが、今節はホームで先にいい形からの得点を挙げ、しっかりとクリーンシートで終える状況を作りたかったところを、相手の迫力に屈してしまった。勝ち切れるゲームをなかなか勝てず、いま4分け。ファンやサポーターに悔しい思いをさせていることを、わたし自身、非常に申し訳なく思う。
選手は勝つためにエネルギーを出してくれているし、今日のゲームでも藤枝さん相手に勇敢に、果敢にチャレンジしてくれたと思う。結果を抜きにして、内容的には悲観的なゲームではなかったし、両チームがそれぞれに、いまどういうフットボールをするかという良さが出ていて、外から見ていてもすごく難しいゲームだった。勝つためにどういうふうに、交代メンバーを含めてやっていくかというところも、すごく難しかった。前半も後半もお互いにチャンスがあったし、われわれがいまやるべきことを選手がよく理解してやってくれているところは継続しながら、こういうゲームを勝点3に繋げていけるように、日頃のトレーニングを含め、選手全員でまたいい準備をしていきたい。
中2日でホームで、前節戦った山口さんとルヴァンカップの試合がある。リーグ戦は1-1で終わったが、今度は延長戦、PK戦を含めて必ずどちらかに勝敗がつくゲームになるので、しっかりと今日のゲームを踏まえて、フレッシュな選手、戦える選手を選び、ホームで勝ち上がれるように、今度こそ勝って喜び合えるように、そしてリーグのアウェイ愛媛戦に向けて弾みがつくゲームが出来るように準備したい。