FW 13 伊佐耕平「後半は持たされる前に一回押し込んでチャンスを作れた」

 

——試合を振り返って。

セットプレーで先制されて厳しい展開になったが、最低限の結果として追いつけてよかった。

前半、もうちょっとチャンスを作りたかった。試合の中で修正できないといけないというのが反省点。長い時間やっていると、今日は3-5-2の形でやったが、その良さや弱点が見えてくるので、それをチームで共有して、また1週間でもっと良く出来るのではないかと、試合中に感じた。

——有馬選手とのコンビネーションが良さそうに見えた。

アリには出来るだけ中にいて欲しかったので、そこは共有していた。お互いが出来るだけ近い距離にいられるいようにと思っていたが、試合中はそこまで考えずにプレーした。

——後半の入りは勢いが感じられた。何か変えたのか。

前半も後半も立ち上がりに相手が硬かったので、そういうときにああいう展開でいかに自分たちに流れを持っていくかというところ。後半の入りは僕がより早めにアクションするというか、サイドに入ったときに早めに背後に抜けようと。前半は相手の帰陣が早くてすぐにブロックを構えられてしまってボールを持たされている感じがあったので、後半は持たされる前に一回押し込んでチャンスを作れたと、そこはポジティブに捉えている。

——次節に向けて高めていきたいところは。

守備のところでもやられているシーンがあったので、選手が元気なときと疲れているとき、相手がどう来ているときだったかということなどを共有すること。やはり中をやられないことが最優先なので、しっかり全員で合わせて守れるようにしたい。攻撃では、次の相手がどう来るかわからないが、ボールを持てる状況のときにみんながどういう関係性で崩していくのかというところを、練習で選手同士が話していかなくてはならない。

——昨秋の負傷する前と比べてコンディションは。

だいぶ戻ってきた。あとは空中戦のとき、もっと何も気にせずガッと跳べればもう少し相手に嫌な感じを与えられたと思う。今日は上手く体を当てながらという感じでプレーしていた。

——大学時代から抱えていた膝の負傷だったが、手術は。

プロに入ってから3回目か4回目。手術自体はそれほど大したことなかったのだが、戻れてよかった。