TORITENトリテン

闘う言葉

MF 10 野村直輝「繋ぐ部分と蹴る部分を使い分けられるようにならないと難しい」

 

——今季初出場だったが、現在のコンディションは。

まだまだだが、徐々に伸ばしていけると思う。公式戦に出られたところでは悪くないので、ここからまた積み上げていきたい。

——ピッチに入るにあたって監督の指示は。

セカンドボールへの反応の部分でバトルになることはわかっていた中で、近い選手と連係すること。それは練習でもずっと言われ続けてきた基本的なことをやるということ。あとは自分の得意なゾーンに入ったら味方を使うのか自分で行くのかの使い分けの部分について指示が出ていた。

——試合をしてみて今季のチームの感触は。

今季はボールを持つというよりもよりフィジカル的に前への矢印を強く出している。ただ、それだけでは今後、難しい試合が増えてくるという感覚がすごくあって、それは選手みんなが感じていると思う。昨季より前後に動いたり球際でバチバチやるというところはいまやれていて負けていない中で、ボールが自分の頭上を越えていく回数が多いので、もうちょっと繋ぐ部分と蹴る部分を使い分けられるようにならないと難しいと感じる。自分がピッチに入って変えられる部分と続けなくてはならない部分をもうちょっと明確にしていきたい。公式戦の中でしか出てこない一瞬の課題というか、そこの擦り合わせは今日の試合中にアマ(天笠泰輝)とも話した。そういったところで新しく入ってきた選手の特長も含めて合わせていきたい。お互いにいいところを出し合いながら、チームとしていい意味で強度を落とさずにクオリティーを上げていければ結果がついてくるとイメージしている。