TORITENトリテン

闘う言葉

DF 4 薩川淳貴「柔軟性がすごく大事だと、個人的に学んだ」

 

——自身の今季初ゴールかつJ2初ゴールだった。おめでとうございます。

ありがとうございます。(初ゴールについては)あまり考えていなかったが。

——弾道はよく巻いたが狙っていたのか。

狙っていた。距離もあったので、直接狙うというよりはファーポストを目掛けて蹴った。そこを狙う中で誰かが触って入ればいいし、誰も触らなくても入るような軌道でと意識した。自分の中で100点くらいのボールが行ったので、とりあえずあのゴールに関してはよかったと思っている。

——今季はいろいろな戦い方をした中で、今日の終盤は開幕戦と似た形での戦いになったが。

どういうやり方をするかは監督が決めることなので、それに自分がどれだけ柔軟に対応していけるか。3-4-2-1なら僕はWBをやったりシャドーをやったりといろんな使われ方をされるだろうし、4-4-2ならSBやSHというように、そのときどきに監督が求めるサッカーに対する柔軟性とか、それをどういうふうに表現するかと頭を使うことが大事になる。最初は「SHかあ…」「シャドーかあ…」と自分の中でなかなか噛み砕けない部分があったのだが、現代のサッカーではいろんな選手がいろんなポジションで起用されるのが当たり前なので、そのへんの柔軟性がすごく大事だと、個人的に学んだ。

——今季は怪我していた期間も長かったが、来季に向けては。

怪我しない、と言うのは簡単だが、やっぱり怪我をしなければチームに貢献できる量も必然的に増える。逆に怪我をしてしまったらどうしてもピッチに関われない。どうしても仕方のない怪我もあるが、来季はまず怪我しないというところをいちばんに心掛ける。その中で、今季もスタメンで出る試合より途中から出るほうが多く、どちらかというとゲームチェンジャー的な使われ方が多かったが、個人的にも納得はしていない。スタメンに食い込んでいける力をもっとつけていきたいと思う。

とにかくゴールやアシストに絡むプレーが僕の良さだと思うので、そこに絡んでダイレクトにチームの勝利に貢献できるように頑張りたい。1年間ありがとうございました。おつかれさまでした。