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闘う言葉

MF 6 弓場将輝「現在、インターセプト総数リーグ2位」

 

——今節は前節よりも多くボランチの位置から前に絡めていたのでは。

そうですね。残留が決まるまではリスクを冒したくないという思いが僕の中にあった。本来はああやって前に前にと行きたいので、前節、残留が決まって、少し自分のやりたいことを出していこうと考えて試合に入った。前半から結構ゴール前に入り込んでいけていたので、1本取れたらいいなと思っていたら、最後の最後でシュートにまで持っていけたのでよかった。

——今日はひさしぶりに立ち位置の駆け引きの多い試合になったと思うが。

これがJ1になればもっとクオリティーが上がりレベルの高い試合になるんだろうなと思ったが、今日はそこまで自分たちもバランスを崩されたりはしなかった。失点シーンはちょっと隙が出たところだった。ああいうところは今季、自分として足りなかったところだと反省している。ただ、最近は2点取れているので、そこをプラスに捉えてラスト1試合に繋げていきたい。

——今季はなかなか安定した戦いが出来ず、選手としても苦しかったと思うが、その中で個人的な収穫は。

僕は現在、インターセプト総数リーグ2位という数字に残る結果を出せている。そこは自分の強みとしていきつつ、得点も出来たらいいなと思っていたら今日、ゴールできた。

——セカンドボールへの反応でもよく相手を上回っている。

拾ったあとに味方に繋ぐところまでがセット。そういうところでも手応えが感じられるようになってきた。

——今日の試合ではトランジションが活発だった中、大分のほうがマイボールを迷いなく繋げていた。

そうですね。そのまま前に出て行ったりちょっとゆっくりしたりというところも、選手の中で判断できていたと思う。

——次の今季最終節に向けて。

相手はプレーオフ進出が懸かっているが、僕らはどんな試合に向けても120%で取り組むだけ。いい準備をして臨みたい。

——アカデミーの大先輩である梅崎選手とプレーしたことは。

一緒にプレーできたことがうれしかった。僕が一緒にやった3年半、プロ選手としての姿勢を背中でずっと示してくれた。尊敬と感謝しかない。

——西山GMの退任にあたっては。

僕が大分U-18に所属しているときに、哲平さんが拾ってくれなかったら、現在はない。あの頃の僕はトップチームで活躍できるほどの力がなかったのに、その後の成長を信じてトップ昇格させてくれた。強化部と選手というのはそれほど日常的な関わりはないのだが、感謝の気持ちが溢れ出ている。

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