TORITENトリテン

闘う言葉

MF 6 弓場将輝「欲を言えばもう少し時間があれば」

 

——システムや戦い方を変えて臨んだ試合だったが。

3-4-2-1と3-5-2、どちらもやる可能性があるという体で練習していたので、そこに関しては特にストレスなく全員よく順応できていた。

——前半途中でセカンドボールを拾えない時間帯があった。

システムを5-4-1に変更した時間帯に拾えなくなった。やはり2トップでないとアユくん(鮎川峻)の脇で蹴られたりして押し込まれてしまったが、バランス自体は崩れていなかったし、そこは織り込み済みで、やられる感じはなかった。90分を見ればそちらのほうがバランスが崩れず、やられなかったのではないかと思う。勝点を取るために無失点に抑えたかった。残留争いならではの選択。勝ちたい気持ちはあるが、まずは失点しないことを共通認識として持っていた。

——後半はセカンドボールを拾えるようになり攻勢が強まった。

ロングボールを入れたときこちらにセカンドボールが転がってくることが多かった。相手もだいぶ疲れてきてボールを取れなくなっていた。(長沢)駿くんが出てきてから最後に勢いが出たので、欲を言えばもう少し時間があれば、もっと得点の匂いが増えたのではないかと思う。

——選手交代も含め、チーム状態が上向いている感触を抱いた。

怪我人がどんどん戻ってきて競争が激しくなり、今日メンバー外になった選手の中にもレギュラーの力を持っている選手がたくさんいる。そういう選手たちのためにも、出ている選手が責任持ってプレーしなくてはならないと、試合前にみんなで話した。それに見合うプレーをしようと。いまは誰が出てもすごくいい状態というのはある。

——勝点1という結果については。

今日は栃木も引き分けたし、残り3試合となった時点で勝点5差を維持できた。勝点を取ることがいまは大事で、あと1勝すれば残留が濃厚になるので勝ちたい。

——次節の秋田戦に向けては。

今日の水戸とは全く違うスタイルの相手だが、また1週間しっかり準備して、最低でも勝点1を取る試合をしたい。