DF 44 吉田真那斗「このチームの一員として勝たせる選手になりたい」

 

——ミラーゲームのタフな試合だった。

自分たちが主導権を握れたゲームだと思っている。その中で、1点が近いようで遠かった。相手GKもいい選手だったと思うが、もっと自分たちで決定機を創出しないといけない。ただ、攻撃の形や決定機も出来てきているので、そこで決め切ることが大事。

——ここ最近の試合の中でもビッグチャンスが多かった。どこが違ったのか。

流動的になったことと、しっかりボールを握れるようになったところだと思う。伊佐くんが起点になってくれたりノムくん（野村直輝）たちクオリティーの高い選手が上手く機能すれば、こうしてチャンスを作れる。自分としてももっともっと絡んでいきたい。

——ここから残り試合で浮上していくためにチームとして必要なことは。

もちろん得点面。今日のようにゲームの中で1点が遠かったら、取れるはずの勝点2を逃してしまって自分たちから厳しい状況に陥ってしまう。チャンスを作れるのであれば、まずは1本でもしっかり仕留めたい。

——前節の愛媛戦では枠を捉えたボレーシュートもあった。

実はああいうのも持っている（笑）。自分の特長は得点に絡めるところで、アシストだけでなく自らも得点するというところもどんどん出していきたい。今日もセットプレーから2本くらい当てたが、そういうのを決めていきたいし、移籍後初ゴールを早く取りたい。大分は残留争いするようなチームではないと思っているので、このチームの一員として、浮上するきっかけを作り、チームを勝たせることの出来る選手になりたい。