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闘う言葉

【記者会見・総括】片野坂知宏監督「いろいろな駆け引きがあったゲームだった」

 

雨の中、そしてレゾナックドーム大分の屋根が閉まらない中、ファン、サポーターの方々にとっては少し濡れるような状況だったのだが、本当にたくさんの方々にわれわれの勝利を期待してお越しいただいた。そして、われわれがドームに入るときにも激励、応援で迎えていただき、いまのわれわれの状況、ホームで勝つことができていないという中で、勝利への期待をすごく感じるゲームだった。

われわれは今季、ホームではまだ1勝しかできておらず、今日のゲームも引き分けに終わった。何度も会見の場でこういった話をするのだが、選手たちは今日のゲームに対して、スタートから最後まで、勝つために準備してきたこと、そして自分に出来ることをトライしてくれていると思う。

そういう中でなかなか勝利に繋がらないというのは、わたし自身が選手の力を引き出し切れていない部分や戦術などの問題で、そういったところは申し訳なく思うし、責任を感じるところでもある。次はアウェイになるが、中断期間の前にはホームで清水戦があり、強い清水ではあるが、次こそはホームで勝点3を取れるゲームが出来るよう、まずは次のいわき戦に向けてしっかりと全員で準備して立ち向かっていきたい。

ゲームについては今日、甲府さんのメンバーを見たときに4バックにも出来るし3バックにも出来る。これまでの傾向では3-4-2-1だったので、おそらく3バックではないかと予想した。試合に入ってみて実際に相手がそういった形で戦ってきた中、自分たちの攻撃の部分、そして守備の部分でも、選手たちは準備してきたことをトライしてくれた。ただ、なかなか攻撃のところでの動かしを含め、最後のところ、シュートの形まで持っていくところについては、やはり前半は難しさがあったと思う。

後半は、強固な甲府さんの5-4-1をどう崩すかというところで、どういうふうに自分たちがゲームメイクしてチャンスに繋げていくかを選手たちに提示した。それをトライした中で何度かシュートはあったが、決定機というところまではなかなか行かなかったと思う。ラストパスやクロスの精度、シュートの部分もあったかもしれない。今季はまだ18点しか挙げられていないことが、こういうゲームになる中でも顕著に出てしまった。まだまだ、そういう課題を全員でクリアできるよう、当事者の選手たちを含めて突き詰めてやってもらいたい。

甲府さんもなかなか勝利がなく、われわれも連敗してホームで勝つことができていない中で、どちらも勝ちたい試合でだったと思う。慎重になる部分やそこまでリスクを冒せない部分などいろいろな駆け引きがあったゲームだった。甲府さんには外国籍のパワフルな選手、クオリティーのある選手がいるので、われわれとしてはカウンターの脅威からピンチにならないようにリスク管理をしていたが、そういうところの対応に関しては選手がしっかりバランスを取って無失点で終え、非常にポジティブだったと思う。また次のいわき戦に向けてもそういうところを含めて継続し、次は得点を挙げて勝利できるよう、また選手たちとトライしていきたい。

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