TORITENトリテン

闘う言葉

DF 2 香川勇気「修正の仕方はいくつかイメージを持っていた」

 

——本当はもう少し早めに、4バックのうちにデルラン選手と交代する予定だったように見えたが。

3バックの左でもWBでも、カタさん(片野坂知宏監督)のサッカーのイメージはあったので、そこはどちらに入っても大丈夫だと思っていた。

——あちらのサイドはイサカ・ゼイン選手にやられていたが、どのように見ていたか。

思いのほか、それほど独力で上回ってくるという感じでもなかったので、守備対応はボカしてもいいかなと。昨季対戦したときよりもやりやすいのかなというイメージがあった。

——相手がゼロトップだったが、そこでの守備については。

ポジショニングの問題もあって、どうしても、ボールを取りに行きたいけど行けないというところがあった。そこは最近の課題で、ピッチの中でちょっとずつ変えてもいいのかなと思うのだが、立ち位置を忠実に守りすぎてしまう選手が多い。もっと早く右上がりにしてもよかった。

——(右上がりは)いつもやっているのに今日はやらなかったが、メンバーの問題もあったのか。

それもあったと思う。左SBがデルランなので3バック状態になったほうがいいかなと話してもいたのだが、変える勇気もなかったのかなと。「ちょっと5分くらいやってみよう」とかいったところも欲しい。ドゥー(安藤智哉)やボランチが「ちょっと変えてみよう」と。今日はボランチが1枚落ちる時間もあったが、もっと前でプレーしてもいいのになと思いながら見ていた。今週の練習のときからドゥーには言っていたのだが、チームとしてそういうところをもっと高めていきたい。

——前半はほとんど前進できなかったのだが、入ったらどういうふうに修正しようと考えていたか。

相手があまり前からガンガン来ているという感じではなかったので、1人コネクターがいれば前に進めるかなと考えながら見ていた。それで自分が入ったらちょっとやってみようかなと思っていた。修正の仕方はいくつかイメージを持っていた。