TORITENトリテン

闘う言葉

【記者会見・総括】片野坂知宏監督「これまでの引き分けとは違う意味がある」

 

遠く東北のNDスタジアム山形まで、大分のファン、サポーターに来ていただき、われわれに最後まで声援を送って、頑張らせてくださった。ここ数試合、勝ち切れていないゲームが続き、今日も引き分けで終わってしまったこと。なかなか勝ち切れない状況であることは、わたしも重々承知の上で今日の試合に臨んだし、みなさんに今日、見ていただいたように、山形さんの分厚い攻撃をわれわれが耐える形の、本当に苦しいゲームになった。

怪我人と出場停止の選手を含め、いまの選手層ではいろんなところで不足している部分があり、そういう苦しい状況の中でも、今日はアウェイで山形さんを相手に勝点1を取れたこと。勝てなかったのだが、この勝点1は本当に大きいと思うし、これまでの引き分けとは違う意味があると思う。

選手には本当にありがとうと伝えた。この勝点1を、次のリーグ戦であるホーム栃木戦、そして今日から中2日での天皇杯と、ホームで2試合の公式戦があるので、そちらに生かしつつ、この状況をなんとか勝利というもので乗り越えていくことが大事だと思う。

今日を終えてどういうメンバーが天皇杯に向けてファイティングポーズを取ってくれるのか、そして残っているメンバーがどういう形で戦ってくれるか。しっかりと見極めた中で、次のホームで勝てるゲームが出来るように、選手とともに準備していきたい。