TORITENトリテン

闘う言葉

GK 32 濵田太郎「最近は失点していない試合が多いので自信がついたのか」

 

——今日もピンチをよく防いだ。

ピッチも天候も悪く、イレギュラーなことが起きる可能性もあった中で、自分だけでなくみんな集中して90分間戦えた。

——濡れたピッチだったが、繋ぐか長いボールを入れるかの判断は。

相手が引いている時間があり、スカウティングでもそういう情報が入っていたので、繋げるときは繋ごうと話して試合に入ったのだが、1点取ったあと、ちょっと落ち着かない時間帯には長いボールを蹴ってまた流れを作ろうと考えていた。

——前半の佐藤選手のシュートを片手でセービングしたシーンについて。

ちょっとブラインドになっていたのだが、前でニアを切ってくれていたので自分はファーで反応するだけだった。相手も詰めてきていたので、来たら強く弾こうと思っていた。

——相手が後半、前から来るようになってから、感じる圧や雰囲気は変わったか。

初めの数試合はそういうものを感じていたのだが、最近は失点していない試合が多いので自信がついたのか、そこまで圧を感じることはなくなった。

——ここまで5試合で無失点。どういうところで達成できているのか。

ディフェンス陣中心に無失点にこだわっている。無失点であれば負けることはないし、自分たちはまず失点しないことを最優先に、最後まであきらめずに戦っている。今日もドゥーくん(安藤智哉)がギリギリでクリアしたが、ああいうのを練習からやっているので、練習どおりに本番で出たのかなと思う。