【記者会見・総括】片野坂知宏監督「フットボールの隙は勝負を左右するのだとあらためて感じた」

 

今季リーグ戦の初めてのアウェイでのゲームで初勝利を掴み取ることが出来てうれしく思う。大分のファン、サポーターのみなさんにもたくさんこのスタジアムに足を運んでいただき、試合後に一緒に喜びあえてうれしい。

藤枝さんは須藤監督が就任されてJ3からJ2に昇格され、J2でも非常にカラーのある、そして須藤監督の考えるフットボールを体現して、しっかりとブレずに戦われている素晴らしいチームだと、僕はすごく素晴らしいフットボールをしているなと思ってきた。今日のゲームも、われわれが今季目指すフットボールの中で、藤枝さんのようなフットボールをするチームに対して、どれくらい対抗できるかをチャレンジした。

選手は今日のゲームに向けて準備してきた狙いを攻守にわたりしっかり表現してくれた。得点も、後半の立ち上がりに一瞬の隙でわれわれが上げることが出来た。フットボールの隙は勝負を左右するのだなということを感じ、勝ってまたあらためてそういうところを大事にしていかなくてはならないと学んだ。

今日はわれわれが勝負強く逃げ切った、1点を守り切ったという印象のゲームになったかもしれないが、いまのわれわれにとってはホームでもアウェイでも勝点3が欲しい状況だった中で、このアウェイの藤枝さん相手の難しいゲームで勝点3を取れたことは非常に大きいと思う。

次のゲームもまた1週間後に静岡で、強い清水さんとの対戦。またアウェイで激しい厳しいゲームになると思うが、今日のように全員で粘り強く戦って、連勝できるよう、いい準備をして臨みたい。