闘う言葉
DF 2 香川勇気「若手に『思ったようにやっていい、あとは助ける』と声をかけていた」
——試合の入りはやはり若手選手たちに硬さが見えた中で。
まあ、開幕戦はこんなものでしょう。こうなるかなと思っていたし、緊張はどうしてもするものなので、「気にせず思ったようにやっていいよ」と声をかけながら「蹴るなら蹴ってもいいよ、あとは助けるから」というスタンスでいた。
——相手にガツガツ来られてなかなか攻撃の形が作れない時間帯があった。
後半の戦い方のように出来ればいいのだが、それが出来ないときはあまりこだわらずに行けるところまで行けばいいかなという感じだった。1失点はしたが、セカンドボールを拾ったりプレッシャーをかけたりしてチャンスは作れていたので。
——2戦目はどう高めていくか。
やっているベースのところは変わらず、相手の出方によって変化するのだが、基本的にはアグレッシブに行って奪って押し込んでいくというのが狙い。メンバーが代わればビルドアップしながら押し込んでいくことも出来る。それをスタートで出たメンバーにも求めすぎるのはまだ少し早いかなという感じもある。全員がそれを出来るようになればいいチームになるので、個々が成長しながらそこを目指していくことになる。