闘う言葉
DF 2 香川勇気「このタイミングでか!マジかー!という感じだった(笑)」
——初のCBでの出場だったが。
ビルドアップの部分とリスク管理でシモさん(下平隆宏監督)から指示をもらっていた。ラインコントロールとビルドアップを意識しながらプレーしていた。
——いわゆる体が強く対人守備が得意なDFではないのに、よりによって屈強で高身長のCFにガンガン球を入れてくる秋田との戦いでCBに起用されてみて。
最悪でした!(笑) いままで練習で何度か試されてはいたけど、実戦をこのタイミングでか!マジかー!という感じだった(笑)。
——以前CBで試したときは3バックだったと思うが、4バックの中央でプレーした感触は。
繋ぎの部分にはなんとなく自信があったので、そこはそれほど問題なかったが、あとは相手が高い選手に放り込んでくるボールを弾き返すところをどうしようかなと少し考えた。どんなかたちでも守れればと。
——筋トレは役に立ったか。
役に立った(笑)。当たり負けしなかったと思う。
——先制点のシーン。その前のポゼッションが伏線としてあっての、長沢選手が見えていたところからの配球だった。
練習から目が合うシーンが多かった。自分がしっかり顔を上げながら前を見ていたら、引き出してくれる。相手を広げる動きで広がったなというのを確認したときにあそこが空いていたので、狙いどおりに入れた。
——やっと長沢選手のストロングポイントを生かせた。
そうですね。よかったです。