闘う言葉
DF 49 羽田健人「これが11人対11人の状況でも出来れば」
——1人少なくなって最終ラインに下りた中で、守備については。
こちらは人数が少なく相手にボールを持たれることはわかっていたので、とりあえずゴール前をしっかり固めて失点だけはしないようにと考えていた。
——数的不利になってから失点せずに試合を運べた。
守備があそこから崩れなかったのはすごくいいことで、次につながると思う。ただ、そこから点を取れるように最後に上げていくところなどは、まだまだ出来ることがあったのかなとも思う。
——失点を重ねていた当時から守備は大幅に改善された感がある。どこが変わったのか。
今日に関しては人数が少なくなったことでそのぶん全員で走ろうと、全部カバーできるようにやっていた。本当に意識の差。これが11人対11人の状況でも出来れば、もっと勝てるはず。
——今日は相手が攻撃時もダブルボランチで2トップで来たが、試合の入りはよかった。
試合の入りは、まずは前に勢いを出していこうと。試合直前、アップが終わってから、相手が今日はダブルボランチで来るのではないかとシモさん(下平隆宏監督)が気づいて指示をくれた。
——1人少なくなってからの攻撃に関しては。
相手のほうが多いので、ボールを持ってこねるよりは(長沢)駿くんにシンプルに当てて、そのこぼれ球で攻撃できればと考えていた。左サイドはそれがよく出来ていたと思う。