MF 6 弓場将輝「決め切るところと、その前の質を上げていかなくては」

 

——相手がこちらのやりたいことを封じるような守備をしてきた。

相手のWGが前に出てきていたので、ペレ（ペレイラ）とドゥくん（安藤智哉）と数的優位を作ろうと3枚で回す形にして、（池田）廉くんが間に立ってくれたり僕が間に立って廉くんが落ちたりと、上手く改善できたと思う。

——それで前半の終盤はチャンスを作れた。

そうです。でも決めるべきところを決めないと…。

——ハーフタイムでの修正は。

僕らボランチの1枚が下りて3枚になったりまた4枚にしたりと臨機応変にやろうと、廉くんや（中川）寛斗くんと話した。あとは本当に決めるだけ。前半を無失点で折り返せたので、決めるべきところを決めて、守備は易い失点を絶対になくしていこうと話していた。不運な形でPKを与えてしまったが、それ以外は何度か崩されたシーンでも失点しなかったことはよかったと思う。

——ビルドアップの質はだいぶ上がっていたのでは。

質も高まったし、共通認識を持って順応できるようにもなり、意思疎通できていた。個人的にもミスがあったので、もっとチームとして完璧に出来るようにしていきたい。

——今日の収穫と課題を挙げるとしたら。

フィニッシュのところ。ラストパスの精度ももっともっと上げなくては。1点のみのリードでは怖いし、なんなら最後は逆転されそうになっていたので。決め切るところと、その前の質を上げていかなくてはならない。