TORITENトリテン

闘う言葉

FW 11 渡邉新太「もっともっと上げなくてはならない。あとは試合勘」

 

——復帰戦だったが、コンディションは。

もっともっと上げなくてはならない。あとは試合勘。昨季8月から怪我をして、リーグ最終節の琉球戦の途中出場とJ1参入プレーオフに出ただけで、かなりの期間が空いているので試合勘を上げていきたい。それに試合での強度の部分。やっぱり練習ではなく、試合でなくては上げられない部分があるので、もっと試合を重ねてコンディションを上げていきたい。

——復帰戦で決勝点の起点になれたことについては。

それはよかったのだが、自分でもっと2点目などを取れるようにしたい。上手く自分の長所を出せたし、守備もみんなで粘り強くやれて無失点で抑えることが出来た。

——チームが戦い方やシステムを変える中で、試合に出たらどういうプレーを出そうと考えていたか。

今日の得点シーンのように、ターンしたらぐっとスピードアップしてゴリッと中央突破などで前に入っていくのが自分の長所。そういうのを出そうと思っていた。(中川)寛斗やノムくん(野村直輝)は間で受けるのが上手いけど、僕はターンしてから相手と競り合ってゴリッと行ける。そこが自分の強みだし、僕のスタイルはFWチックだから他の中盤の選手とはタイプ的に違う。そういうところを出していきたい。

——ひさびさの出場だったのに自分らしさを出せた。

ドリブルは、スペースがあったので。でも僕のやったファウルは反省するべきところ。試合にずっと出ていて試合勘が損なわれていなかったら、あそこでは多分、スライディングには行かなかった。最初にプレッシャーかけて2度追いしようとしたけど、当たってファウル。2回とも軽率だった。そういうところも試合勘なのだが、すぐに直せると思う。