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闘う言葉

MF 5 中川寛斗「目標としていることは変わらない。そこに向かって突き進むだけ」

 

——先発出場は急遽決まったようだが。

どんな状況でもどんな時間帯でもやることは変わらない。試合に臨む際の平常心は変えずに、上げすぎず下げすぎずリラックスした状態で、でもリラックスしすぎずプレーすることを意識した。

——野村選手がボランチで中川選手がトップ下という形は初めてだったが。

そこに関してはスムーズに行った。ノムくんはどこでボールに触っても怖さを出せる選手なので、(弓場)将輝とも話して、「いかにノムくんにボールタッチしてもらって相手の嫌なプレーをやってもらうか」ということを意識しながら中盤の3人でプレーした。

——今週は攻撃面を整理して臨んだようだが、手応えは。

ビルドアップは全然ダメだった。全員がしっかり課題と向き合って、またすぐに試合が来るが、今日とは違った難しい試合になると思うので、また一から練習してやっていく必要がある。

——今節はミドルシュートもあったしシュートへの積極性が高かったが、それも戦術整理の影響か。

どうですかね、全員のベクトルが同じ方向を向いただけだと思うし、勝ちたいという気持ちが前面に出た試合だった。

——相手のゴールキックを引っ掛けた先制点のシーンについて。相手に蹴らせようとして視線を外したりもしているのか。

本能的にやっているかもしれない。性格悪いので(笑)。

——今週の中川選手はすごく気合が入っていたと、さきほど監督が言っていたが。

本当ですか。そういうふうに感じられたのだったらよかった。今日はアシストという結果だったが次は点を取りたい。

——5試合ぶり勝利。収穫としては。

なかなか勝てないときは勝つことが難しくて、すべてが上手くいくゴールもあればすべてが上手くいかない失点もある。そういった意味では大きな勝利となったし、またドームの一体感が生まれるといい。われわれが目標としていることは変わらない。そこに向かって突き進むだけ。

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