MF 6 弓場将輝「ノムくんだったら出てくるだろうと信じてFWの位置を取った」
——前半はポジショニングよくビルドアップしてシャドーがフリーになるようにしていたように見えたが。
ノムくん(野村直輝)か(中川)寛斗くんのどちらかがフリーマン的な感じになるように。ノムくんが下がったら寛斗くんがちょっと中に入るといった感じのイメージはしていた。
——後半は相手が修正してきて流れが向こうに傾いてしまった。
いわきが中を閉めてきたのもあり、僕と(野嶽)惇也くんのタッチ回数が減ったというのがあった。3バックの脇にボールが入ったときに相手が守備のスイッチを入れるようになったので、そこでハマっていたかなという印象があった。
惇也くんか僕が下りてもいいのかなというのもあったのだが、そうすると蹴ったときにセカンドボールに対して薄くなるというデメリットもあるので、そこは惇也くんと話していたのだが、ちょっとバランスを整えることが出来ていなかった。
——そういう苦しい時間帯に、気持ちのよさそうな2点目が取れた。
そうですね。開幕以来ずっと点が取れなくてモヤモヤしていて、それがすっきりした。気持ちよかった。後半立ち上がりは無茶苦茶苦しくて、どうなるんだろう、このまま逃げ切れるのかなという思いがあって。(前半と同じことが出来るまでに)立て直せる感じでもなかったので、少し長いボールを使って上手くやっていこうという苦しい中で点が取れたのは大きかった。すぐに3点目、伊佐くんのプレスからはじまってノムくんが決めてくれたので助かった。
——野村選手が縦にパスを通したところからだった。
ノムくんだったら出てくるだろうと信じてFWの位置を取った。あとは当てるだけというボールをくれたので、あれはほぼノムくんのゴール。
——相手のフィジカルはどう感じたか。
めっちゃ強かった。腕が強い。みんな言っていた(笑)。
——アウェイでひさしぶりに勝てた。
あまり意識していなかったが、こうして遠い東北まで多くのサポーターが来てくれた中で、トリニータの誕生日に勝点3が取れたことは大きい。自分も点を決めることが出来てよかった。
——トリニータの誕生日という話は監督からあったのか。
昨日、チョコさん(広報の古澤さん)から「明日はトリニータの誕生日なので、勝ってオカさん(岡山一成コーチ)のハッピーバースデーをお願いします」と促されて、あ、そうなんやと。
——次節もこの勢いで。
ホーム5連勝が懸かっているので次も頑張ります。