闘う言葉
FW 22 サムエル「われわれが前に出ることをし続けたからこそのゴール」
——美しいゴールシーンだった。
まずワンツーでわれわれの左サイドを攻略して、(高畑)奎汰が深めの位置からいいクロスを上げてくれた。それがあってこそのゴールだった。奎汰がボールを持った時点でいいクロスが入ってくると確信していたので、どちらかというと相手CBを先に行かせるような感じで自分があとから入って決めようと思った。
——クロスを上げるチームメイトとも呼吸が合ってきたか。
今日に関しては(高畑)奎汰からだったが、逆サイドの(井上)健太や(増山)朝陽たちも僕を目掛けて蹴ってくれる。いいボールが来ることを信じつつ、ちゃんとしたポジションを取れるよう相手との駆け引きも含めて準備している。また、先日の新潟戦の中川寛斗のゴールのように、自分が潰れ役としても決定機を作れていることは自信につながっている。いつもどちらかを見ながらやっている。
——早い時間に失点して、ペレイラ選手のゴールで追いついた。
失点したくなかったがしてしまった。残念な失点だった。でもそれで下を向かずにプレーし続けた結果、逆転するところまでは持っていけた。ペレイラの同点弾で食い下がるだけでなく、われわれが前に出ることをし続けたからこそのゴールだった。