FW 22 サムエル「守備にも攻撃と同じくらい注力してほしいと監督に言われてきた」

 

——ゴールシーンを振り返って。

中川寛斗から井上健太への相手の最終ラインの裏を狙ったパスのおかげで、結果的に相手がミスをして、僕のところにボールが転がってきた。利き足とは逆の右足だったのだがしっかりと決めることが出来てよかった。準備はしていたので、左足でも右足でもゴールを決められたことはプラス材料かと思う。

——その後の追加点はなかったが、守備でも存在感を発揮していたのでは。

監督からも守備を求められている。FWはもちろん得点することがいちばんの仕事なのだが、守備に関しても同じくらい注力してほしいと監督に言われてきたので、今日は守備に関してもフォーカスした。アウェイですごく難しいコンディションでの試合だったが、無失点で終われたことはチームにとって大きな収穫。個人としても今日は守備に関してトライできた。

——最近はポストプレーも連係が高まって好感触なのでは。

ポジションごとに役割が違うのだが、その試合に出る、特にFWの選手とはいい関係でプレーできるようにと心がけている。システムやフォーメーション、2トップなのか1トップなのかによって変わってくる部分もあるが、組む選手のことはもうわかっているので、その特長を生かしながらやっている。

——新加入の金崎選手とのコンビネーションは。

周知のとおり金崎夢生は偉大な選手。経歴やプレースタイルを見ても尊敬に値する。やはり一緒にプレーするとすごくやりやすい。いまFWの選手は誰が出てもチームとして結果を出せるように、自分も含めて準備していかなくてはならないと強く感じる。いい意味での刺激を受けている。

——あと9試合、どういうプレーで貢献したいか。

もちろんFWなので、出来るかぎりゴールを目指す。ただ、守備に関してもおろそかには出来ないところ。試合の中では守備に回る時間帯も出てくるものだが、そこを怠らず、チームとして勝つために、攻守両面でフォーカスしていきたい。