TORITENトリテン

闘う言葉

DF 49 羽田健人「やっぱり守りに入ってしまったのがいけなかった」

 

——エドゥアルド・ネット選手と公式戦でダブルボランチを組むのは初めてだった。

そうですね。水曜の紅白戦から組んでいた。

——ビルドアップ時に相手のプレスによって立ち位置を変えるところもスムーズにやれていたのでは。

ネットが判断してやってくれていたので、その判断に任せてこちらはバランスを取りながらプレーした。練習のときからずっとその感じでやっていた。

——立ち上がりから前線3枚がかなり制限をかけてくれていたが、次第にプレッシャーがかからなくなっていったのは。

自分たちも前に出られなくなった。点を取ってリードして、後ろ重心になってしまったことが大きい。そこからつなぐところでもセーフティーに蹴るようになってしまって、それで相手ボールの時間が多くなって押し込まれた。

——終盤はクリアするのが精一杯という感じだったが、交代で入った選手を生かすことは出来なかったのか。

やろうとはしていたのだが、完全に後ろがラインを上げられず、交代で入った前線の選手たちも前に出られなかった。相手も上手かった。

——羽田選手のシュートチャンスのシーンもあった。チームとしての攻撃面はだいぶレベルアップしているのでは。

狙っていこうという意識はあったのだが…。ボールを持っているときはいい攻撃が出来ている。

——今日の教訓を今後に生かすとしたら。

やっぱり守りに入ってしまったのがいけなかった。そこはコーチ陣がどう判断するかというところもあるが、そこをもっと攻められるよう、ボールを持つ時間をもっと長くしていきたい。