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闘う言葉

GK 1 高木駿「ディフェンスの意識はすごくよくなっていると思う」

 

——今週は裏の対応を重点的に修正したようだが、今日の手応えは。

ディフェンスの意識はすごくよくなっていると思うし、嫌な感じで走られたりもなかった。僕ももともと裏のケアは得意だし、どんどん出ていく。チャンスになれば全部出ていくというイメージ。そのへんは上手く出来てきた。隣同士でとにかく声を掛け合うとか、蹴られる瞬間、相手の顔が上がった瞬間には下がるとか、斜めに走られた相手のことも、走られたスペースのディフェンスは感じて下がるというのを、この先もずっとやらなきゃいけない。最近はあまりそこがよくなかったので、自分としてはしつこく声をかけ続けて、やらせていく。

——こちらも相手もコロナでどうなるかわからない状況。ここからの戦い方は。

まずは戦う姿勢をベースにしなくてはならない。途中からシモさん(下平隆宏監督)が一体感とか練習のときから声を出すとか、試合では球際とかロングボールに対して全員がバックするとか、そういったスタンダードな部分をとにかく求めた。そうやってレベルの底上げをして、選手の特長やストロングに関係なく、それは絶対にやる。盛り上げてやるというベースの部分をしっかりやらなきゃいけない。気持ちの部分、喋り続けるといったことがまずは大事。勝ちに対してもっともっと貪欲にならなきゃいけない。僕らやベテランの選手がもっと厳しく言うことも。やり方の部分では選手が代わればちょっとずつ変わっていくとは思うが、いまはいろんな選手が出てきていて、全体的にレベルアップできているとも思う。それほど特別変わらず、スタンダードな部分をプライドを持ってやるだけ。

 

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