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闘う言葉

GK 1 高木駿「記憶の中で数えるくらいしかないほどのアツいゲームだった」

 

——監督がここ最近のチームの変化について言及している。

そこはかなり。みんなで無茶苦茶盛り上げている。これで結果が出ないと本当に「なにやってんだ」という感じになってしまうが、それで前節も今節も勝てている。自分たちで勢いを作っているのだが、そうやって作ったものに勝手に乗せられている感じで、それがいい循環になっている。まず最初は自分たちでなんとか盛り上げていたものが、自然と上昇気流のようなものを生み出して、自分たちがそれに乗っていける感じがある。それをチームの強みにしたい。ただ、攻撃も守備も、まだまだ突き詰めるべきところはたくさんある。

——1点返してからなかなか得点できなかったが、空気感は。

「あぶねー!」という感じだった(笑)。相手のセットプレーはめちゃくちゃ脅威だったので。なんとかやらせないようにしていたが、結構さわられたりして、ギリギリ外れてくれたりしてなかなか難しかった。3点目をやられなかったのでなんとか行けた。後半にフォーメーションが変わったりして、とにかく相手を押し込めたことでパワーが出たかなと思う。

——目の前で坂選手が櫻川選手と競り合っていたが、どう見ていたか。

頼りになりました。よく跳ぶなーって(笑)。坂はヘディングも強いし頼もしい。「頑張って跳んでくれー」と思いながら見ていた。

——最近はみんなが弾けるようになって、一人で盛り上げなくてよくなった。

そうですね。楽しいッス。いまは勝手にみんなが来てくれるから。いままでは試合前に結構「今日は何やろうかなー」と考えていたのだが、今日などは自分が喜んでいたらみんなが勝手に前に来ていた。呉屋とか(長沢)駿くんも。いい傾向ですね。

ホームでこんなふうに勝てたのがよかったし、こんな大逆転はなかなかない。アツいゲームしたなという感じ。記憶の中で数えるくらいしかないほどのアツいゲームだったので、よかったと思う。

——次節の山口戦に向けて。

連戦なので、とにかくこの勢いのまま行く。チームは生きものなので、勢いを大事にして、それをベースにしてやっていきたい。

 

毎回、考えてくれたんですね…

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