FW 16 渡邉新太「気づいたことを伝えることで再確認できる」
——ゴールシーンを振り返って。
フジ(藤本一輝)が空いていたのでフジに出そうと思ったのだが、フジに引き付けられてちょっとズレたのがわかったのと、一人は切り返してかわせた感じで、結構余裕があり、GKもしっかり見て流し込んだ。
——自身の真骨頂だったのでは。
今季はあまり出せていないので、ああいうゴールをもっと増やしたい。
——あの少し前の時間帯に分厚く押し込みながらシュートを打てない場面もあった。
最後もう少しというところで、ゴールには迫っていたのだが足が振れなかった。最後のクオリティーはもっともっとレベルを上げなくてはならない。決めたシーンのように落ち着いてやりたい。
——渡邉選手はもとから気持ちを前面に出すタイプだが、ここ数試合、監督がメンタル面の強さを求めることについては。
僕自身としてはもともと出していたし、言いたいことが言えるタイプなので、それほど変わらない。
——やはり大分に来てからおとなしいチームだなと思っていたのか。
うん、めっちゃ思っていた。みんな真面目だから。でも、いまはみんな声を出す。もともと喋れていた人はプラスでもっと喋っている感じ。今週1週間、シモさん(下平監督)が練習中もずっとそれを言っていたので、みんな意識して喋るようになった。鼓舞するのもそうだし、もっと細かいことも喋ろうと。気づいたことを伝えることで、再確認できるし。
——ハーフタイムの修正もよかったと思うが、選手たちからも声が出たのか。
そうですね、すぐに話した。前半は少し蹴りすぎた部分もあったし、監督もいろいろ指示してくれた。