MF 27 梅崎司「おとなしいチームなのでそこを破っていかないと」

 

——試合後にロッカールームで話したと聞いた。

本当にもったいないと。そういう試合を前半戦にもたくさんしてきたし、もっと喋ろうよ、もっと追求しようよという話をした。ベーシックなところ。しっかり体を張るとか、パワープレーをしてくる中でセカンドボールを拾うとか、相手をしっかり見るとか。もったいないという話をした。

——ベンチで見ていた時間帯、どう感じていたか。

立ち上がりはよかったが、前半の途中から前進できなくなっていた。その中でも粘り強く戦えていたとは思う。その中で後半、ギアを上げてセットプレーから点が取れたという展開だった。

——失点は最後の1分での場面だったが、それまでの内容についても。

そうですね。みんなで声を掛け合わないと、勝点3は簡単には取れない。

——そのメッセージは後輩たちに伝わったか。

わからないが、これから全体にだけではなくても、個々でも話が出来ないとと思っている。おとなしいチームなので、本当にそこを破っていかないと、いいチームは出来ない。J1昇格をあきらめたくないし、出来ると思うので、そういう細かいところを追求し合う、言い合える関係性を作っていかなくてはならない。最年長の自分が発信していかなくてはならないところもあると思う。

——今日のダメージを乗り越えて、また勝ち続けていかなくてはならないが。

2点目を取りにいかなくてはならないというところもあったと思うし、もっともっと攻撃の部分で改善していかなくてはならないとも思うのだが、1点差でもしっかり勝ち切る力を、チームとしてつけていかなくてはいけない。そういうチームが上に行くのは間違いないので、両方を突き詰めていきたい。