MF 11 下田北斗「僕自身も含め全員が成長していかないと間に合わない」
——追い上げたがあと一歩だった。
負けているときは大体、こうなることが多いので。当然、そういう展開で逆転もしなくてはならないが、そういう状況に、そもそもしてはいけない。町田戦のように自分たちが優位に立って試合展開を楽にしていかなくては。こういうしんどい試合はやってはいけないこと。
——いま戦い方を少し変えた中で、下田選手自身はベンチスタートに回っている。先日、監督が「選手として悔しい思いとせめぎ合いながらキャプテンとしてチームのためにやってくれている」と感謝していた。ポジション争いの中で先発に返り咲くためには。
僕の力が足りないから替えられたと思っている。自分に足りないところもしっかり見つめて、一個人のサッカー選手としてもしっかりやっていかないと、この先の成長はない。そこは自分に矢印を向けてやっていきたい。あとは自分の特長をしっかり出していけば、チームに貢献できると思っているし、自分に対して自信は失わずに、謙虚に心構えしてやっていく。
——今日の試合でボランチを交代したところで戦い方を変えるよというメッセージもあったと感じたが、そういうところは出せたのでは。
相手の状況もあるので一概には言えないが、点を生み出さないと。流れを変えたからといって、今日は結果を求められる試合だったので。変わったかもよくわからないし、特に何かをしたという感じはない。
——首位と勝点14差で折り返すことになった。ここからの巻き返しに必要なものは。
一周してみて、単純に自分たちの力が足りていないから勝てていないというところで、全員が自分自身にフォーカスしなくてはならない。それぞれが出来ることをもっと増やしていかないと勝てない。僕自身も含め、全員が成長していかないと、間に合わない。
——連戦が終わって。
一週間かけてチームとしてしっかり準備できるのは大きいと思うので、またみんなで高めあっていかなくてはならない。全員でより厳しく要求しあっていかないと、上には行けないと思う。そういったところはキャプテンとしてしっかりやっていきたい。