MF 11 下田北斗「2点目を取れて少しほっとしてしまったのか」

 

——前半は狙いもハマり、リスクを負いながらリスクマネジメントも出来ていたが、相手も変化する試合の中で次第に相手に流れが傾いた。どう捉えているか。

2点目を取れて、少しチーム全体でほっとしてしまったのか、もう1点取りにいかなくてはならないところを、安パイにボールを回すというか、積極的に攻撃に行けなかった。最後のところのクオリティーが低く、追加点を取りきれそうなチャンスも何回かあったのだが、そこで精度を欠いてしまって取れないうちに、相手にパワーが出てきて、自分たちの甘さから失点してしまった。そこからは苦しい戦いになり、僕たちも最後のところで止めるしかないという状況になってしまった。

——インサイドの立ち位置ではあったが、左SHでのプレーについては。

（エドゥアルド・）ネットが入ってから左SHに移ったが、僕はサイドでドリブルというよりは相手の間に立ち位置を取りながらボールを受けて周りの選手と連動しながらというのをイメージしていた。もう少しボールを引き出したかったというのが本当のところ。

——昨季J1最終節・柏戦以来の見事な直接FK弾。振り返って。

ノム（野村直輝）がいい位置でファウルをもらってくれて、蹴ったら入った。あまり壁は気にしていなくて、自分がどこに蹴るかということに集中して蹴った。狙いどおりのコースに飛んだ。