TORITENトリテン

闘う言葉

DF 2 香川勇気「もう少しスムーズにボールが前に行けばいいなと思っていた」

 

——先発した試合で初勝利。

うれしい。勝ってなかったので逆に気負いなく、思い切ってプレーできた。

——リーグ戦でなかなか出番がなかったが、出ている試合では好調そうだった。

左SBがもともと本職というか、自分としてもやりやすいポジションというか。自分の特長が生きるポジションなので、そこが上手くフィットしているのかなと、自分の中ではちょっと感じている。

——右足でもクロスの精度が高まっているのでは。

やはり左足は去年、相手に対策されたので、自分がそこでどういうふうにステージを上げるかというところで、右足と左足とで同じようにしっかりと出せるようになれば、自分としてもひとつのステップアップになると考えて意識して練習した。

——今日は4-4-2の可変で攻撃時はWB的になっていたが、4-3-3のときはまた違う立ち位置だった。

そこは自分で考えつつ、中に入ったり幅を取ったりというのを、そのときのベストなポジショニングを選択するように心がけている。型にハマった感じではなく、どうすればスムーズにボールが回るかを自分で考えてポジショニングしている。

——ひさしぶりの三竿選手との縦関係。呼吸は。

昨季、一昨季とやっていて、ミサくんが気を遣ってプレーしてくれているのでやりやすく、助かっている部分が大きい。

——伊佐選手のゴールをアシストした場面はライン際ですごく頑張った。

間に合わへんかなと思ったけど(笑)。間に合うつもりで行っていたのだが思ったよりボールが伸びたので、ギリギリかなーと。ランニングしながら一回顔を上げて中も見ていて、ボールが上手く行ってくれた。決めてくれたからアシストになって、伊佐くんに感謝している。

——監督が替わった中で、戦術の移行は上手く進んでいる感触か。

やはりリーグ戦では少しボールを持たされている状況が多かったので、自分としてはもう少しスムーズにボールが前に行けばいいなと思っていた。それで練習でもチャレンジするパスなどを意識していた。今日はそこのチャレンジのパスを含め、自分の意図をみんなが理解してくれたので上手く行った。

——今後に向けて。

今日いい勝ち方が出来たと思うので、そのイメージをしっかりとブーストして、もっと、よりいいサッカーを突き詰めることを怠らず、優勝するまで満足せずにやっていけば、順位も上がっていくと思う。