DF 3 三竿雄斗「あくまでも目標はJ1昇格なので、ここからが大事」

 

——可変システムでのCBでプレーした感触は。

相手が2トップなので、ボランチが1枚落ちて3枚で運んでいったほうがスムーズに行くと思っていたし、実際にある程度出来たのかなと思うが、まだまだ細かなミスがあったので修正していきたい。

——CBでの出場が決まったのは。

一昨日の紅白戦で1本だけ、5分くらいしかプレーしていないが。告げられたのは昨日。

——それは3バックに可変することを前提としての抜擢だったのか。

どうですかね…いままで試合をやってきた中で、なかなかスムーズにビルドアップが出来なかったので、ボランチが1枚落ちたほうがスムーズに行くと感じていたところ、シモさんがそのとおりに修正してきたという感じ。

——実際にそれでプレーしてみた感触は。

最初は相手がどういう感じで来るかを見ながら、チャンスになったらどんどん運んでいって、（小林）成豪とか（香川）勇気にいい状態でボールを渡せるようにしたいと思っていた。4-4-2も今日が初めてだったし、もう少し距離感や立ち位置をお互い要求していきたい。

——香川選手とひさしぶりに縦関係を組んでみて。

3バックではないので中の立ち位置も多少違うが、同じ左利きだし、どういうふうにボールをもらえたらやりやすいかというのはある程度わかっている。勇気がいい状態でクロスを上げられるように、自分は回っていこうと思っていた。2点目の場面では勇気がいいクロスを上げたが、彼はいいボールを蹴れるので、もう少しアイツがいい状態でクロスを上げられるよう、自分も工夫してやっていきたい。

——点差が開いたことで精神的に楽に試合を運べたりはしたか。

そうですね…でも流れの中から失点したくなかった。CBをやる以上はいくらビルドアップが出来ても守備が第一というか、そこをやれなくてはダメだと思うので。セットプレーでは1点取られてしまったが、何点リードしていても流れからはやられないようにと意識していた。

——1勝して気分的に変わったか。

今日の相手がいままでの相手と差があったかといえばそうでもないし、勝点を取りこぼした感じのほうが大きい。あくまでも目標はJ1昇格なので、ここからが大事になってくると思う。