TORITENトリテン

闘う言葉

GK 1 高木駿「なんとなく今日もいいセーブが出来るとイメージしていた」

 

——まずは今日の勝利を受けて。

とっても、とってもうれしいです(超笑顔)。

——気持ちの入った試合で、いい内容だったと思うが。

相手のプレッシャーの関係もあったが、ボールを持てる時間が長かったのもよかったと思う。いい攻撃が何度も出来ていた。守備は相手のカウンターに注意してやれていた。90分通していい試合運びが出来た。

——ここ4試合、守備が堅くなっているようだが。

ゴール前でしっかり粘ったり、ゴール前の集中がしっかり出来ているのが大きい。自分たちで意図を持ってボールを持てている時間帯が増えてきたのも、失点が減っている要因になっていると思う。攻守がしっかり噛み合っている。みんないい状態で攻撃も守備も出来ている。

——今節も高木選手のファインセーブが光った。自身のプレーについて。

最近、自分の中でもすごく調子がいい感じがしていて、いい流れのままプレーできている。そういうプレーが自信にもなっている。しっかり気持ちの部分で落ち着いてプレーできているので、その瞬間ごとにいい判断が出来て、いいセービングが出来ているのではないかと思う。

——シーズン途中ではベンチを温める時期もあったが、現在については。

最近調子がよくていいプレーが出来ているので、なんとなく今日もいいセーブが出来るだろうなという勝手なイメージを持っていた。そういういいメンタルコンディションのときは、あまり考えなくてもいいプレーが出来たりする。今日もアップの時点では体が重いなと思っていたのだが、なんとなく最近の自分の調子を考えると、いいプレーが出来るのではないかという変な自信があった。今日も無失点に抑えることが出来てよかった。

——最後は相手がどんどんゴール前に入れてきたが、高木戦手がほとんどキャッチしていた。あのときの戦況をどう受け止めていたか。

結果的に僕のところに流れてきていたのだが、相手も崩しきりたいというのと放り込みたいというのと、両方の気持ちがあったような感じだった。ボランチの奥埜くんなどはボールを持ってどんどん前に来て縦パスも入れたそうにしていたのだが、結構ボールを運んでから前のターゲットにクロスやロングボールを入れたりしていた。逆に短いセンタリングやロングボールをターゲットに合わせられたほうが結構難しかったと思う。最終ラインにとっては、もっとサイドからアバウトにあげられたりして、空中戦でしっかり合わせられるほうが怖かったかなと。こちらもラインを下げすぎずに高く保ってコンパクトな中でエンリケが相手の長身選手をしっかり潰してくれていたので、多分放り込む側も難しかったのではないか。

——残り7試合。残留争いに向けて手応えは。

今日勝点を落としていたら上と離されていた。今日のようなしっかりと集中したゲームが出来れば、まだまだ自分たちで目標達成できると思う。継続したい。