FW 16 渡邉新太「どんどんアーリークロスを入れていこうと言っていた」
——リーグ戦前節に途中出場して中2日での今日はフル出場だったが。
120分戦うのはすごくキツくて、本当は90分で終わらせたかったが、決めるべきところを決めないとああやって延長になってしまう。
——準備期間が短く2種登録のメンバーも多く、意思疎通も難しかったのでは。
今日出場したユースのメンバーたちは、日頃の練習でも一緒にやっていない選手たちなので、やはり共有するのは難しかった。しっかりピッチの中でコミュニケーションを取りながらやっていた。失点に関しては試合の立ち上がりということもあった。あれを防げればいちばんいいのだが、最後はよく守っていたと思う。
——次第に消耗戦になった中で、リード後は攻め返されないよう上手く試合を運んでいたようだった。
逃げ切ることを考えていた。みんなセーフティーにリスクを負わずにやっていた。
——PKを振り返って。
今日はWBの選手がドリブルで運ぶのではなく、スペースがあったらどんどんアーリークロスを入れていこうとカタさん(片野坂知宏監督)が言っていた。(松本)怜くんもそれをやっていて、僕はシャドーで外から入ってこれると思っていた。怜くんのボールがいいボールだったので、相手CBのハンドを誘った。
——リーグ前節の横浜FM戦は、敗れはしたが内容的に手応えもあったのでは。
相手選手は全員、アスリート能力が高くて、前線の選手のスプリントも速いので、そこでのやりあいになった。前半はよく対応していたと思うが、やはり後半、失点を重ねるごとに、気持ち的にも体力的にもキツくなってきた。前線は交代したが、後ろとの距離が開いてしまったりもした。
ただ、守備の狙いとしては前からどんどん行くようにしていて、そこで奪ってカウンターのいい場面もあった。そういういいところはしっかり継続して、よくなかったところは次の札幌戦に向けて修正していく。