MF 39 増山朝陽「あそこで結果を出せるような働きをしたかった」
——移籍後初出場だったが、試合を振り返って。
負けてしまったのが非常に悔しい。本当に勝ちに行っていたし、自分としてはもっと長い時間プレーしたかった。
——自身の持ち味をチームの中で出せた感触は。
自分の特長として前に行こうとする部分は出ていたのだが、そこで剥がしきれる力が足りなかった。もっと自分の武器を磨いて上位のチームの選手でも千切れるようなドリブルが出来たらと思う。
——ゲームプランの中で与えられた役割は。
前に仕掛けること、背後への抜け出し。前への推進力でチャンスメイクすること。1点を取りにいこうとしている中で、僕が入る前に3人、前線も入れ替えていたし、チームとして得点しようという意識を持っていた。自分としてもあそこで結果を出せるような働きをしたかった。
——前線からサイドへとポジションを移しながらプレーしてみて。
FWの位置ではなかなかボールが来なかったので、サイドに開いてボールを受けるようになってから自分の良さが出たと思う。もっと中盤でボールを引き出せるよう、みんなとコミュニケーションを取りながら、僕の動きや特長を把握してもらって、自分の良さを出せるようにして、次の試合に向け準備したい。
——ピッチに入って間もなく相手のシステムも変わったと思うが、影響は。
相手の中盤の脇が空きはじめてきた中で、そういうところにボールを引き出して前を向いて仕掛けたいと思ったのだが、なかなかボールが引き出せなかった。でもサイドに移ってからは1対1の場面も結構作れたと思うので、そこで仕掛けてやりきるのが大事だと感じた。
——今後どのようにチームを引き上げていくか。
練習から、プレー、明るさや元気もあるので、みんなをポジティブな方向に導けるようにしたい。プレーで疲れているときこそ人一倍頑張って、背中で語れるようなプレーヤーになりたいと思う。