TORITENトリテン

闘う言葉

DF 2 香川勇気「守る時間帯が多く自分たちの良さを出せなかった」

 

——3バック、4バックと形も変わる中でポジションも移った。守備の意思疎通などどのように対応していたか。

イレギュラーな事態だったので、最初は近くにいる選手同士で話し合い、あとは飲水タイムやハーフタイムに監督から細かいところの指示があった中で、自分たちのやるべきことをしっかりやろうとしたのだが、なかなか上手くいかなかった。

——難しかったとは思うが、ピッチ上でコミュニケーションを取ってイレギュラーな事態に対応する中で、敢えて収穫に出来る部分はあったか。

そうですね…この連戦の中でタフなゲームが出来たことは良かったのではないかと思うが、負けて何かを得るというのはなかなか不本意なところ。コミュニケーションも取りはしたが、守る時間帯のほうが多かった中で、やはり自分たちの良さを出せなかったことは収穫というか、経験になった。

——次節は三竿選手を欠く中で、どう戦っていくか。

出場停止は前提としてわかっていることなので、代わりに誰が出るかはまだわからないが、大分はチームとして戦うという戦術なので、誰が出てもやることは変わらない。出た選手がやるべきことをしっかりやるという責任の下でプレーできれば、勝ちにつながるのではないかと思う。

——19位という現状をチームとしてどう乗り越えていくか。

現状、降格圏であることをしっかり認識した中で、ひとつひとつの試合で勝点を拾っていく。ひとつも落とせない試合が続く中で、どれだけタフにやれるかということになってくる。どの試合も目の前の一試合として全力でやるだけ。