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闘う言葉

【記者会見】片野坂知宏監督「勝点3を取りたかった、取らなくてはならないゲームだった」

 

まずはわれわれのチームから新型コロナウイルス感染者が出て、今日のゲームの開催にあたり、いろいろな方々に協力していただいて無事に試合が行える状況になったことを、この場を借りて感謝いたします。われわれとしても十分に感染対策を取っていたのだが、陽性者が出てしまい、それに伴う濃厚接触者も出てしまって、サッカーに集中するよう切り替えるのは非常に難しい状況だったのだが、開催できるということで、選手を試合にしっかりと向けさせ、エントリーできるメンバーの中で、今日の徳島戦に、なんとか勝点3を取れるようにと臨んだ。

リーグ戦のホーム清水戦でなんとか勝つことが出来、中2日でルヴァンカップ徳島戦を迎える中で、元気な選手、ルヴァンカップ前節の神戸戦に出た選手が非常に気持ちの入ったプレーをしてくれていたので、そういったところも考えてメンバーを選考した。良い流れを今日も続けていけるよう勝てるゲームをと考えたのだが、結果的には勝点1に終わって、率直に悔しい試合になった。今日のゲームは勝点3を取りたかった、そして取らなくてはならないゲームだったのではないかと感じている。

前半は攻守の狙いを選手が非常に良く表現してくれた。アグレッシブに戦ってくれた中で、セットプレーでも狙いを合わせて得点という結果を出してくれたことは、継続してリーグ戦、ルヴァンカップ両方でやっていきたい。前半のうちにもう1点、追加点を取っていれば、もしかしたら勝点3につながっていたのではないかと思う。90分のゲームの中で、後半は相手がメンバーを替え、力のある選手を入れて得点を取りにパワーを持って入ってきて、少しそれを受けるような形になった。なんとかそれを跳ね返そうと選手も頑張ってくれていたが、セットプレーでやられてしまい、跳ね返してチャンスを作るところまでも行けず、まだまだわれわれが力が足りないことを感じている。

ルヴァンカップのグループステージ最終節はアウェイFC東京戦。勝つことが出来れば予選突破の可能性もあるという期待の中で、リーグ戦同様、ルヴァンカップも頑張っていきたい。