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闘う言葉

DF 4 坂圭祐「もっと力のあるチームが相手だと点を取られてもおかしくない」

 

——今季ホーム初勝利を振り返って。

クラウドファンディングなどでサポーターの思いを感じ、スタジアムにたくさんのサポーターが来てくれているのにもかかわらず、なかなか結果を残せずに連敗し、もどかしい思いが続いていた中で、なんとか勝って少しでもサポーターの方に喜んでもらえるように、チームとして頑張りたいという思いがどんどん強くなっていた。今日は苦しい時間帯もあったが、なんとか踏ん張れたのはすごくよかった。

——サポーターの前で勝利することについては。

無観客でも勝てばうれしいものだが、やはりサポーターと一緒に勝つことがすごくうれしい。

——勝ちたい気持ちが伝わってくる内容だった。

自分の良いところ、主体的なプレーをどんどん出して、ミスが起きてもそこは助けあいカバーしあっていこうと話していた。良さを出していくことにフォーカスした。

——終盤、パワープレーに対しての対応は。

相手も大きい選手を入れてきたのでチャレンジとカバーをしっかりすることと、ラインをずるずる下げず上げるときには上げ、出来るだけ自分たちのゴールの近くでプレーさせないよう意識していた。

——相手がカードを切って異なるタイプの攻撃陣が入り配置もいろいろ変わったが、その中で坂選手がいちばん気をつけていたことは。

大きい選手を入れてきたが、エウシーニョ選手がインナーラップなどで上がってくるほうが僕としては嫌だった。一回ドリブルされてワンツーで左を割られたシーンのほうを、警戒していた。

——最後まで守りきれた要因は。

やはり気持ちの部分が大きかった。最後に体を張る部分だったかと思う。

——入れ替わられることを恐れず球際にチャレンジする守備が選手間で共有されていたようだった。意識は。

ずるずる下がってしまうほうが嫌だった。相手FWの外国籍選手はそこまで足が速い印象ではなく、そこを僕以外が抑えれば対応できる自信はあった。それで(小出)悠太くんとミサくん(三竿雄斗)にどんどん潰しに行ってもらったほうがチームとしてよくなるかなと思った中で、実際に潰せてもいたので、2人が本当に良かったと思う。

——そういう守備に手応えは。

感じる部分ももちろんあるが、やはりエウシーニョ選手のようなスペシャルなことをされたときの対応はもうちょっと考えなくてはならない。後半の守り方はもう少し考えなくてはと思っている。

——怪我から復帰したとき「大分はポジショニングの面白いサッカー。これを続けていきたい」と話していたが、内容の向上しているここ数試合でそれが浸透してきた手応えは。

そうですね。でも後半ももっと自分たちが主導権を握る時間帯を作らなくてはしんどい。最後の最後は仕方ない部分もあるとは思うが、後半の前半のほうはもっと握っていかないと、もっと力のあるチームが相手だと点を取られてもおかしくないのかなと思った。

 

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