TORITENトリテン

闘う言葉

GK 22 ポープ・ウィリアム「勝てなかったのは悔しいが迫力あるゲームが出来た」

 

——自身、ひさしぶりの公式戦だったが。

勝ちにつながらなかったのがすごく悔しい。勝つことがすべてだと思うので、それが出来なかったのはすごく悔しいが、チームとしては迫力あるゲームが出来たと思う。最後のところでゴールが取れていない部分は、まだまだチームで積み重ねていかなくてはならないところかと思う。

——チームとしてはこの試合にどういうふうに臨んだのか。

受けすぎずにというのがひとつ。どこでスイッチを入れるといった具体的な指示はなかったが、全体がコンパクトに良い距離感の中、(髙澤)優也がスイッチを入れてくれたり、(屋敷)優成が閉めたところから出てくれたりしした。基本的にサイドのところでスイッチが入っていた。フジ(藤本一輝)もその部分でよくやってくれたと思う。

——1失点はしたが、自身のプレーを振り返って。

PKは、感覚的には「外させた」。「相手が外した」という見方もあると思うが、僕の感覚では外させたという感じだったので、そこはすごくよかった、良い圧をかけられたと思う。

ただ、最後の止め切るという部分、無失点で終わるという部分は達成できなかった。いまは内容どうこうではなく結果がいちばんだと思うので、真摯に受け止めて次に向かっていきたい。

——PKを「外させた」、レアンドロ選手との駆け引きは。

結構僕のことを見てきたので、僕の動きを見てから蹴るだろうと予測し、一回右に重心を置いてから左に止めに行った。先にこちらが動いて相手に蹴らせたので、「狙いどおりに外させた」という感覚を持てたのだと思う。

——オフサイドのシーンではあったが、82分にも田川選手が裏に抜けてきたところを防いだ。

抜け出してきた時点で左利きというのはわかっていたので、ファーに流してくるかなと予想した。でも少し持ち出したところでアタックできたので、落ち着いて対応できたと思う。

——今後につなげていきたい部分は。

結局、どれだけ毎日積み重ねられるかが勝負。そういう部分が勝負のキワで、分けてくる差だと思うので、毎日自分がやれることを精一杯やって、自分と向き合っていくことが次につながると思う。

——リーグ次節の浦和戦に向けて。

リーグ戦は6連敗している中で、チームの雰囲気を変えるためにもここでひとつ勝つことが大事。選手は本当に一所懸命やっているので、それが結果につながらないのがもどかしいが、どんな状況でもブレずにやり続けるしかない。浦和戦、チーム一丸で勝てるように、あと3日、準備したい。