FW 16 渡邉新太「チームを勝たせるゴールが獲りたかった」

 

——試合を振り返って。

前半は自分たちのやりたいことや守備のハメ方が全く出来ず、相手ペースの流れだった。あの展開なら最悪耐えて失点0で折り返しすのがマストという感じだったのだが、失点してしまった。前半はよくなかったが後半はしっかり守備をハメた場面もあり、自分たちの形でチャンスも作れていたので、前半からそれをやりたかった。

——上手くいかなかった要因は。

相手ボランチが2枚ともFWの前に下りてきて、CBやSBがフリーで横にいる状況だったので、2トップでなかなかハマらなかった。こちらのボランチはフリーの状態だったのに、相手がいないにもかわからずちょっと位置が低く、全体的に重かった。それで前半上手くいかなかったと思う。

——移籍後初、そしてJ1初ゴールだったが。

ペナルティーエリア内でこぼれてきたときに、シュートレンジなので迷わず左足を振った。ゴールは素直にうれしかったが、やはりチームを勝たせるゴールが獲りたかったので、もう1点欲しかった。

——4分のシーンから激しくプレスに行き、出場中は得点への強い気持ちが感じられた。

ガツガツ行けるところやゴールへの貪欲さは自分の長所でもあると思うので、最初からやっていた。

——前後半でポジションの左右を変わったが、やりやすさ／やりにくさは。

自分としてはあまり変わらない。同サイドのWBの長所が違ってくるので生かし方や守備でのハメ方は変わるが、新潟のときもSBは左右ともやっていたので、そこに対する違和感はあまりなかった。連係はもっとよくなると思うし、話し合いながら細かいところを追求していきたい。

——今日の試合に臨むにあたり監督からの指示は。

細かいことはなく、チームとして自分のシャドーでの守備の位置や、攻撃時の立ち位置くらいだった。

——ルヴァンカップ神戸戦に向けて。

徳島と神戸はまったく違ってくると思うので、またしっかり準備して、総力戦で戦っていきたい。