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闘う言葉

FW 16 渡大生「ゴール前に絡んでいこうとは思っていた」

 

——試合を振り返って。

ここ最近、大分で退団する選手の発表があり、長く在籍した選手もいた。チームというのは人が作っていくものだと僕は思っている。プロである以上は結果が出なければ契約満了になるということはわかるのだが、自分としてもちょっとショッキングな出来事だった。

そういう人たちの思いを僕が勝手に背負うというか、自分は最近試合に出ていなかったが、彼らと一緒に練習していて(※記者註:ここでホストのパソコンがシステムダウンして会見が途切れる)

(※記者註:回線が復活して)ということで、聞こえなかった部分はライター魂で想像して書いてください。

——ひさしぶりの出場でのゴール。

ゴール以外はひどかった。小学生みたいな感じだった。体も動けていなかったし、反応も全然だった。ゴールすれば何でもいいというのもわかるのだが、自分の中では手応えはあまりなく、まだまだだなと率直に思う。

——ゴールシーンでは渡選手らしさを出せたのではないか。

自分らしさというのが自分ではわかっていなくて、他人に評価されることなので。ただ、ゴール前に絡んでいこうとは思っていて、運よくボールがこぼれ、決めることが出来たのでよかった。

——今季加入していきなりコロナ禍で苦労したと思うが、チームへのフィット具合は。

見てもらったとおりです。

——その中で契約満了になったチームメイトへの思いを背負ってプレーした。

結局、そういうのは自己満足。向こうからしたら別に背負って欲しいなんて思っていないわけで。ただ自分が勝手に背負っているだけ。自分の自己満足。

——チームを去る選手に代わって自分が大分を背負うという思いは。

いやいや、全然背負えない。背負えるような背中は持っていないので。自分のことで精一杯。

——来季に向けての目標は。

そうですね…まだ明日の晩メシのことさえわからないので、来季のことはちょっとわからないです。

——最終節にゴールを決めたことに関しては。

不思議。ずっと小麦粉を食べていなかったのだが、3日前に食べてしまって、今回は無理だろうと思っていたら点が入ったので、グルテンフリーはやめます。

 

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