TORITENトリテン

闘う言葉

MF 8 町田也真人「今季中には絶対に決めたいとずっと思っていた」

 

——まずは試合を振り返って。

やはり勝ち切りたかったという思いが大きい。連戦から狙いを合わせる時間がない中で、前半から狙いをもったプレーが出来ていたので、そこはよかったと思う。

——立ち上がりから相手の勢いを受ける展開になったが、徐々に盛り返すまでの流れは。

相手が前から来るのは想定していたのだが、そこをチームとしてひっくり返すということを、もう少しやれなくてはいけないと感じていた。そういう中で徐々に惜しいシーンを作れるようになり、ベンチからの指示で僕と渡がポジションチェンジをしたあとにああいうゴールが生まれた。戦いやすくなったと思う。

——ゴールシーンはイメージどおりだったという感じか。

ちょうどもう一個前に(松本)怜くんがニアにクロスを入れた場面があって、そこで飲水タイムになり、そのときに「後ろが空いてるよ」「ああ、空いてるね」と話をした矢先のプレーだった。まず怜くんがそこを見てくれたということと、トラップからすぐにシュートというイメージはあった。いいところに飛んでくれたと思っている。

——ご自身にとってJ1初ゴールだったと思うが。

今季中には絶対に決めたいとずっと思っていたし、決められないままズルズル行きたくなかったので、今日もしもチャンスがあるなら、いや、いつも狙ってはいるのだが、取りたいなと思っていた。取れてよかった。

——ご自身のバースデーゴールでもあった。31歳という年齢について。

31歳というのはもう若くない年齢。ベテランらしい経験を感じさせるようなプレーも出したいし、若い選手にも負けないように活きのいいプレーというか、動き回って自分の特長を出せるように、来季もやっていきたい。

——その後もチャンスはあったが、来季に向けての課題となるか。

僕自身、その後にも決定的なチャンスがあったし、チームとしても前節の湘南戦もそう。点を取れるチャンスが作れているので、本当に最後のところだけ。それは永遠の課題だが、来季はもっとそこにフォーカスしてやっていきたい。