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闘う言葉

【記者会見】片野坂知宏監督「前線の選手が得点するのは非常にいいこと」

 

われわれにとっては5連戦の4試合目。アウェイの2試合が残っていた。今日の対戦相手は非常にアグレッシブな湘南さん。内容的にはいい試合をしていたりしたのだがなかなか勝点3を取れず、ここ5試合勝っていなくて、残り2試合は、勝てないことを払拭したいと、気合を入れて選手たちと一緒にこの試合に臨んだ。

前半の入りにセットプレーからまた失点した。湘南さんのプレスは一応想定内で受けるような形になったのだが、少し自分たちの戦い方がバタバタしているところがあって上手くいかず、なんとか修正しなくてはならないというところで、前半、セットプレーでわれわれが得点して同点に追いつくことが出来たのは非常に大きかった。

後半に入って危ない場面が何回かあったが、それが助けられたことによって、われわれが逆転して勝点3につながった。同点から次の1点を湘南さんが取っていれば、また違った展開になっていた可能性があると思う。試合の入り、90分切らさずに戦う姿勢。ラスト1戦はまたアウェイで鳥栖さんと5連戦目があるので、そういったところを切らさず、中2日しかないがまた全員でいい準備をして、勝って喜びあえるいい形で終われるようにしたい。

——立ち上がりからなかなか攻撃できず前半を過ごしたが、後半に修正したポイントは。

田中達也を入れて岩田を3枚の右に移し、自分たちのこれまでの動かしの形を元に戻すようにした。あとは湘南さんも前半からプレスで飛ばしていたぶん、後半は少し弱まった部分があったので、落ち着いて動かすことが出来るようになったかと思う。

——ひさびさに2得点したがFW陣の評価と、今後に向けての課題は。

取るべき選手が取ってくれたと思う。伊佐もひさしぶりの得点だし、髙澤もセットプレーだがひさびさだった。前線の選手が得点するのは非常にいいことだと思うし、ほかの選手とも最後まで競争になる。具体的な成果を出すのは大事なことなのでそこはよかった。課題としては湘南さんの早いプレスと球際の強さに対してまだまだ受ける部分があったり弱かったり。そして後半のピンチの場面でも、一瞬のところで痛い思いをする状況を作ってしまうところは、もっともっとシビアに戦わなくてはならない。追加点の部分でも、2-1になっても3-1、4-1という得点になる可能性があったので、そういったところをしっかりと決めきることが出来れば、確実に勝点3につながったのではないかと思う。今季はあと1試合だが、しっかりとそういった部分が少しでも改善されるように修正して、いい終わり方が出来るようにしたい。

 

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