TORITENトリテン

特別なコンテンツを貴方に

トリテンでは、ここでしか見られないとっておきのクラブコンテンツを提供いたします。試合では見ることのできない選手の素顔、ゲーム解説、特別インタビューなど盛りだくさんの内容です。是非ご利用ください!

有料コンテンツのご紹介
闘う言葉

【記者会見】片野坂知宏監督「最初の配置とマネジメントのところで苦しめられた」

 

このニッパツ三ツ沢球技場では、わたし自身、あまりいいゲームをした印象がなく、非常に苦しめられるスタジアム。先日も横浜FMさんに0-4で負けたし、今節も横浜FCさんとの対戦で、本当になんとかいいゲームをしたいという中で、短い2日間の期間でいい成果を上げられるように、全員で準備してきた。結果的には3-2という逆転勝利が出来てよかった。この競技場でのいい思い出が出来たと感じる。

ゲームも見ていただいたとおり、シモ(下平隆宏監督)とは一緒に戦った仲間でもあり、われわれのホームで戦ったときも、90分のゲームをマネジメントされて苦しめられ、なんとか1-0で勝った。今日のアウェイのゲームでも、最初の配置、そして90分のマネジメントというところでは、非常に悩みがあったし、苦しめられた難しいゲームだった。

ああいう戦術で来るというのは、前節の湘南戦でもやっていたと思うが、われわれに対してはどういうふうに来るかというところで少し構えている部分があって、もう少し落とし込めたらなというところはある。われわれもそれに対応するようなかたちで選手に飲水タイムやハーフタイムに伝えて修正し、なんとか盛り返すことが出来た。前半に0-2になったが、前半終了間際のセットプレーからの1点が非常に大きかった。後半に向けて1点差で戦えるということで、選手も集中して最後まで戦えたのかなと。横浜FCさんも少し受けるようなかたちになったり、自分たちが攻撃の主導権を持たせてもらえたところで、なんとか同点、逆転というかたちに持ってこられてよかった。

ひさしぶりにアウェイで勝ったし、ゴール裏に大分のサポーターにたくさんお越しいただいて、関東でのひさしぶりのゲームだったが、勝利をプレゼントできてよかった。大分でDAZNで観られているファン、サポーターの方にも、この勝利を届けることが出来てよかった。少しブレイクがあるが、また次のアウェイで柏さん相手にいいゲームが出来るよう、大分にいる選手を含め全員で準備したい。

——最初から最後までフォーメーションや立ち位置を変えながらの駆け引きの応酬となった。大分にとっていちばん悩ましかったのはどのあたりだったか。

前半の入りで横浜FCさんがああいう4-3-3ので来るということは、前節の湘南戦を見ていたのでそういうこともありうると準備していたのだが、なかなかボールが取れなかったこと、自分たちの守備が機能しなかったこと、それと先制点。FKで準備されていたと思う。同じようなかたちでピンチもあったし失点につながってしまった。先に点を取られたことがゲームを非常に難しくした。そういう中でまたクロスからの対応で後手になって0-2になり、後半に向けてどういうふうにゲームをひっくり返して勝利につなげられるかと準備していた矢先に、セットプレーで取ってくれた。僕は(準備していたので)得点のところを見ていなかったのだが、島川が入れたと聞いた。やはりこの1点が大きかったし勇気を与えてくれた。なかなかセットプレーで得点を挙げられていなかったのだが、これで後半にいいかたちでつながった。

後半は、横浜FCさんがリードしているので少し受けるようなかたちでカウンター狙いというところもあったのかなというところで、押し込める状況が続いていたので、1点取って引き分けくらいには持ち込めるかなと考えていた。そういう中で選手交代を含めて、また飲水タイム後は横浜FCさんも3-4-2-1でミラーゲームで合わせてきたので、またわれわれもそれに対する守備と攻撃のやり方を選手に伝え、なんとか最後に同点、逆転というかたちに繋げることが出来た。

——今日は左利きの髙澤選手を右シャドーに配置した。守備ブロックを組むにあたっての意図だったのか。

どっちもある。守備のときにしっかりと右サイドでブロックを作ってほしいということと、攻撃になったときに左サイドからのクロスへの入りだとか、ボックス周辺でのカットインから左足を振り切ってくれたらいいなという期待。あとは左シャドーで野村が非常に機能していたし、(田中)達也とか(三竿)雄斗との関係も上手くやれていたので、それをあまり動かしたくないなというところもあって、髙澤を右に入れるようにした。

——後半、田中選手を左WBに移して左サイドの攻撃が活性化し、決勝点も奪った。田中選手の評価を。

田中達也に関しては、いろんな戦術のタスクによって使い分けが出来る選手。前半はシャドーに入って後半はWBに入って。WBも右も左も出来るが、左のほうが彼自身がよさを出しやすいというところもあったので。コンビネーションを組む野村との関係もお互いわかり合っている部分もあり、それが今日のゲームでは非常に機能していたし、達也のよさも何度か出たりした。得点というかたちでも、達也が入れると負けていない。ヘディングシュートも珍しいと思うが、押し込んでくれて、いい働きをしてくれたと思う。

 

特別なコンテンツを貴方に

トリテンでは、ここでしか見られないとっておきのクラブコンテンツを提供いたします。試合では見ることのできない選手の素顔、ゲーム解説、特別インタビューなど盛りだくさんの内容です。是非ご利用ください!

有料コンテンツのご紹介