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闘う言葉

【記者会見】片野坂知宏監督「最低でも勝点1を取らなくてはならなかった。取るべき内容だった」

 

ひさしぶりの14時キックオフのデーゲーム。入場制限と鳴り物応援制限も緩和され、たくさんの方にお越しいただいた中で、G大阪サポーターにも多くご来場いただいて、少しずつJリーグに日常が戻ってきているのを感じたゲームだった。

G大阪さんには前回対戦時、アウェイで悔しい敗戦をしたので、今節はホームで、G大阪さんに対しても、勇敢にアグレッシブにチャレンジしようと話して臨んだ。

結果から言うと0-1で、非常に悔しい敗戦になったと感じている。最低でも勝点1を取らなくてはならなかったと思うし、取るべき内容だったと思うし、もしくは勝点3を取れたかもしれないゲームだったと思う。

サッカーでは何が起きるかわからないし、こういうゲームで勝てないことも起こり得るとは思うが、結果だけ見ると0-1なので本当に悔しい。やはりG大阪さんは個のタレントもいる非常に強いチームなのだが、これだけ上回ることが出来て、決定機の数もわれわれのほうが多かった中で、それを決めきれないというわれわれの足りない部分が出た。

G大阪さんはセットプレーのチャンスをしっかりものにして、アウェイで勝点3。宮本監督も試合前からセットプレーがカギになると言われていた中で、交代したパトリック選手に決められた。そういうところで本当に悔しさが残るゲームになった。

われわれは次の第24節をFC東京さんと早めにやったので、2週間のブレイクがある。これを有効に使って、次のホーム浦和戦まで準備期間を過ごす。まずは連戦で蓄積した疲労を取り、浦和戦に向けて、今日のようにアグレッシブに戦ってチャンスを多く作れるように、チームとして狙いを合わせ、全員で切り替えて向かっていきたい。

——G大阪の強烈な攻撃陣に対し集中して守った。守備への評価は。

前節の神戸戦でもそうだったし、今日のG大阪戦もそうだが、相手には非常に個の能力の優れたタレント性のある選手が多い中で、本当に粘り強く戦ってくれたと思う。試合前にも話はしたのだが、やはりスペースと時間、自由を与えると素晴らしい能力を発揮する選手がいるので、そこに自由を与えずとにかく厳しく行こうと。少しファウル気味でもいいので、簡単にやらせないようにしようと選手に求めた。

そういうバトルの部分でもチャレンジしてくれたと思うし、セットプレーからの失点が本当に痛かったが、守備の面ではよく切らさずに戦ってくれたと思う。

——セットプレーの数でも相手を上回っていたが。

セットプレーも準備していたし、相手の守備陣形もあり狙いもある中で、G大阪さんは得点してわれわれは得点できず、その差が結局はこの勝点につながっていると思うし、まだまだキッカーと中に入るポイント、迫力が足りなかったと思う。

 

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