FW 31 髙澤優也「ポストに当ててしまったのはまだまだ僕の足りないところ」

 

——今日の勝利について。

2連勝したことでチームとしてプラスになったし、自分の中でも2試合連続ゴールということで自信につながる。ただ、チャンスがあった中でポスト直撃したり、他の場面でも決めるべき場面で決めていかなくては、チームの勝利につなげられないし、後ろの選手への負担も増えてしまう。勝ったことはよかったが、まだまだ課題の残るゲームだったと思う。

——球際でも相手を上回っていたが。

試合前のミーティングでカタさん（片野坂知宏監督）からも、相手より戦うことだったり気持ちの面でも負けないようにと言われていた。そういう部分で相手を上回れていたのではないかと思う。

——今季5得点目。自身のコンディションは。

怪我から復帰してから、連戦で練習試合も組めない中で、最初はゲームに戻るのはどうかなと思っていたのだが、ゲームを通して点を取ることによって、少しずつではあるが戻ってきているのではないかと思う。

——1トップで先発しての手応えは。

まだまだ全然、カタさんに求められていることが出来ていないので、もうちょっと戦術理解というか、1トップとしての役目を遂行できればと思う。

——相手CBの外国籍選手に激しく寄せられたりもしたが、そのあたりの駆け引きは。

今日は結構ファウルを取ってもらえたのでよかったが、取ってくれないレフェリーもいる。やはりJ1で戦っていく上で、外国籍選手とマッチアップする機会は今後もあると思うし、ああいう場面でもっと戦えなくてはならないなと感じた。

——今日は相手のラインが高かったこともあったと思うが、最近、得点の匂いのするクロスが増えている印象。そのあたりにチームの変化は感じられるか。

サイドからの攻撃が大分の特長で、そういう戦術でやっている。自分自身もサイドからのクロスに合わせることは得意としているプレーのひとつ。そういう面ではすごくフィットしているのではないかと思う。

——先制点のシーンについて。

あの場面は（小出が）上手く抜けて、それに相手が2枚つられ、自分は中でフリーな状態でいたので、（小出）悠太くんがくれたやさしいボールを、あとは押し込むだけだった。でも、そのあともう1本、悠太くんからのクロスをポストに当ててしまったのは、まだまだ自分の足りないところだと思う。

——最近はチーム戦術の中で個々の特長が生きているが。

最終的な判断はボールを持った人に任せるとミーティングでも言われている。「これをしなくてはならない」という決めつけがないことも、個々の能力が引き出されている要因だと思う。僕自身は、1トップでの裏への抜け出しであったりクロスへの入りだったりという点と、前線からの守備を、監督から求められている。