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闘う言葉

MF 14 小塚和季「出場できているのは信頼されているということ」

 

——今回はしっかり足で決めた。

大分に来てからやっと足で決めることが出来た。ほっとしている。

——ゴールシーンを振り返って。

タツくん(田中達也)があれだけ相手を引きつけていたので、もしかしたら足裏で落としてくれるのではないかと思って後ろに入ったのだが、上手い具合に相手に当たってこぼれてきたのでよかった。

——苦しい時間帯を耐え、先制後は大分に勢いが出たが、やはりこのサッカーは先制点を取ると自分たちの流れに持ち込めるという手応えがあるのか。

ひとつは鹿島さんのプレスが少し弱まったのかなと思う。前半の相手には勢いもあり、こちらが後ろでつなぐにあたっても、僕自身もほとんどミスで、前半は本当に苦しかった。後半は少し余裕が出来たところから、徐々に自分たちのペースになっていき、ああいうゴールでまたさらに余裕が持てたのではないかと思う。

——今季は満足に出場機会を得られていないと思うが、今日のゴールをどうとらえるか。

出場機会もそうだし、なかなか上手くいかない時期やコーチとぶつかった時期もあったのだが、こうして出場できているというのは信頼されているということだと僕は思っているので、そういったときに今日のように結果を出せたのは、自分の中でもいいターニングポイントになるんじゃないかと思う。

——出場機会を多く得られていない理由をどうとらえているか。

求められていることが自分の中で出来ていないという部分があるのではないかと思う。

——何か吹っ切れた部分があるのか。

特には考えていないが、カタさん(片野坂知宏監督)は選手をずっと見ているので、腐ることなくやり続けること。昨季あれだけ出場していても今季は出場機会が少ない。その中でも腐らずにやり続けるということを、すごく大事にしている。

——7連戦が終わったが、今後の戦いに向けては。

また10月も連戦があるので、誰が出ても大分らしいサッカーが出来るよう、全員でいい準備をしていきたい。個人としてはもう少し試合に絡み、出場したときにはアシストやゴールといった結果を残せるようにと思っている。

 

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