TORITENトリテン

闘う言葉

FW 27 三平和司「自分が決めていれば勝てていた試合だった」

 

——試合開始早々に素晴らしい先制点を挙げた。振り返って。

最初の10分は失点しないように集中しようと話して試合に入った。サイドチェンジが有効でクロスからチャンスになると思っていた中で、いい得点が出来たと思う。正直もっと早く、本当は香川のクロスに入りたかったのだが、ちょっとサイドチェンジが早くて、遅れて入る形になった。でもコヅ(小塚和季)がいいパスをくれたので、当てるだけで得点が出来た。

——得点後のパフォーマンスはチームを盛り上げたいという思いがあったのか。

盛り上げたいというのは24時間考えていることだが、あのパフォーマンスに関しては高松大樹さんの「Mr.チャンネル」(YouTube)で約束していたのでやった。今後も得点を取ってチームに勢いをもたらしたい。

——チームみんなでやるというようなことは。

みんな疲れているので、みんなに元気を与えられるようにパフォーマンスするつもり。

——その後もたくさんシュートを打ったが、あと紙一重が多かった。

やはりJ1だと、ああいうところで得点を拾えず今日のように敗戦になってしまうことがある。チームに申し訳ない。自分が決めていれば勝てていた試合だったと思う。

——前半は小塚選手、後半は町田選手と異なるタイプとシャドーを組んだ。それぞれについて。

小塚がいるときは、ボールが持てる選手なので、前を向いたときに裏を狙うようにしている。町田が入ったときはそのサイドで崩しが上手く出来ると思うので、クロス待ちという感じでいる。

——ここ最近、試合に出続けて、手応えや研ぎ澄まされてきている感覚、周囲との連係などは。

研ぎ澄まされているかどうかはわからないが、試合に出続けると試合慣れするので、周囲がよく見えるようになっているのかなと思う。他の選手との連係についても、今日の試合では特に自分たちの狙っていることが出来たと思うし、僕がしっかり点を取っていれば勝点を取れた試合だったと思うので、今日のようないいゲームをして勝点につなげられたらいちばんいいと思っている。

——次節に向けて。

今日の悔しさをバネに、またタフな試合になると思うが、チームで一所懸命戦っていきたい。